
「ルフィ」などと名乗る広域強盗事件の指示役らがいたフィリピン拠点の特殊詐欺グループのメンバーとみられる日本人の男が、現地当局に拘束されました。
フィリピンの入管当局は5日、ルソン島中部パンパンガ州で日本人のオオニシ・ケンタロウ容疑者を拘束したと発表しました。
オオニシ容疑者は、フィリピンを拠点としたいわゆる「ルフィグループ」のメンバーとみられ、2019年8月からフィリピンに滞在していたということです。
警察官を装って日本に住む高齢者にうその電話をかけ、銀行のキャッシュカードを盗んだなどとして、東京の裁判所から窃盗の疑いで逮捕状が出ているということです。
入管当局は今後、オオニシ容疑者を日本に強制送還する方針です。
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フィリピンでは、「ルフィグループ」の残党とみられる日本人が相次いで当局に拘束されています。