ドジャース、山本由伸が7回1失点10Kの快投も…サヨナラ負けで連勝ストップ、大谷翔平は3四球で17試合連続出塁

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2025年09月13日 14:06  ベースボールキング

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ベースボールキング

ジャイアンツ戦に先発した山本由伸
○ ジャイアンツ 5x − 1 ドジャース ●
<現地時間9月12日 オラクル・パーク>



 ドジャースの山本由伸投手(27)が12日(日本時間13日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発登板。3試合連続10奪三振をマークするなど7回1安打1失点の快投を見せたが今季12勝目はお預けとなった。「1番・指名打者」でフル出場した大谷翔平選手(31)は2打数無安打ながら3四球で17試合連続出塁をマーク。ドジャースはサヨナラ負けで連勝は「4」で止まったが、同地区2位のパドレスも敗れたため優勝マジックは1つ減って「12」となった。



 前回6日(同7日)のオリオールズ戦で、惜しくもノーヒットノーラン達成を逃した山本。中5日での登板となったこの日は初回に一死から四球を与えると、3番・アダメズに1ボール後の直球を痛打。打球は左中間を深々と破る二塁打となり、中堅・パヘスのクッションボール処理のミスも重なり先制を許した。



 初回だけで25球を要したものの、2回は9球、3回は11球とテンポ良くアウトを奪取。4回は先頭のアダメズ、続くフローレスをいずれも三振に仕留め、前の回から3者連続奪三振をマークした。



 中盤以降もストライク先行の投球で快調にアウトを重ね、2回から7回まで6イニング連続3者凡退。最後は5番・チャプマンを空振り三振に仕留め、3試合連続で2ケタ10奪三振を達成した。



 結局、初回にアダメズに二塁打を許して以降、20打者連続アウトのまま7回1安打1失点、10奪三振1四球の快投で降板。味方打線がジャイアンツ先発・バーランダーを攻略できず、1−1の同点時で交代したため勝利投手の権利は得られなかったが、3試合連続の快投で防御率は2.66に良化。また、今季の投球回は162回1/3となり、メジャー2年目で初のシーズン規定投球回(162回)もクリアした



 大谷は現役最多265勝を挙げている42歳・バーランダーの前に、初回の第1打席は2ストライク後のチェンジアップを打たされ二ゴロ。1点を追う3回の第2打席は二死無走者で四球を選び、連続試合出塁を「17」に伸ばした。再び二死無走者だった5回の第3打席は中飛。バーランダーとの対戦は2打数無安打1四球の結果だった。



 同点で迎えた7回の第4打席は二死二塁の好機で申告敬遠。無死二塁から始まる延長10回の第5打席も先頭で申告敬遠で歩かされ、この試合は2打数無安打3四球の打撃結果で今季の打率は.279、OPSは1.000となった。



 試合は山本とバーランダーがそれぞれ7回1失点と好投し、試合は1−1のまま延長戦に突入。ドジャースは10回表、無死一、二塁の好機を迎えるも、2番・ベッツの右飛で三塁へタッチアップした二走・ロートベットが痛恨の憤死。併殺で好機を逸すると、その裏、一死満塁で4番手のスコットが痛恨の満塁弾を食らいサヨナラ負けした。

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  • またスコットか…由伸自身が安定してて良いだけに…
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