北海道 線状降水帯発生により大雨災害発生の危険度が高まる可能性

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2025年09月13日 14:33  日本気象協会

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日本気象協会

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北海道では、今日13日夜にかけて全道的に雨が降り出し、明日14日朝にかけて広範囲で断続的に雨が降るでしょう。道南方面や道央では、今日13日夜のはじめ頃から明日14日明け方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急速に高まる可能性があります。万が一に備えて、最寄の避難所の確認などをしておき、今後の気象情報や自治体からの情報に注視してください。

日本海側南部と太平洋側西部で最大180ミリの大雨のおそれ

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夕方にかけて、道南方面では広く雨が降り出し、夕方から夜遅くにかけて、ほぼ全道で雨となるでしょう。局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。日本海側や太平洋側西部では、1時間雨量50ミリと滝のような雨の降り方に、太平洋側東部やオホーツク海側でも1時間雨量30ミリとバケツをひっくり返したような雨の降り方となるおそれがあります。特に道央や道南方面では、低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。車はワイパーが効かなくなるような雨の降り方となり、道路が冠水するおそれもあるため、夜間の運転は控えた方が安全です。

万が一の時は垂直避難を

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雨が強まるのは、今日13日夜間となる見込みです。夜間の避難は周囲が見えにくいため、危険を伴います。万が一、避難場所まで移動することに危険を感じた場合は、垂直避難を考えましょう。近隣に頑丈な建物やビルがある場合はその建物の2階以上へ避難、自宅の場合は2階以上で山やがけから離れた部屋で過ごすことをお勧めします。

あす14日日中に天気は回復する見込み

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雨は明日14日朝にかけて、非常に激しく降る所がありますが、明日昼前には概ねやむ見込みです。ただし、雨がやんだあとでも川の水が増えたり、地盤が緩んでいるおそれがあるため、川や傾斜地などには近づかないようにしましょう。明後日15日は広い範囲で晴れて、行楽日和となりそうです。

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