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<DeNA3−0巨人>◇15日◇横浜
DeNAが通算200勝に王手をかけて臨んだ巨人田中将大投手(36)を打ち砕いた。
これで7月3日以来2カ月半ぶりに貯金生活に突入し、8月2日以来1カ月半ぶりに2位に浮上した。
先発のアンソニー・ケイ投手(30)が憧れのレジェンド右腕と投げ合いを楽しんだ。米ニューヨーク生まれで生粋のヤンキースファン。巨人先発の田中将が11年前、楽天から鳴り物入りでヤンキースに入団した際の胸の高鳴りは今でも脳裏によみがえる。「1人のヤンキースファンとして日本からすごいピッチャーがくると聞いて喜んだのを今でも覚えています」。ケイがブルージェイズでのルーキーイヤーだった19年には投げ合った過去もある。
4回には1死二、三塁と先制のピンチを招くも、中山、リチャードを連続三振に斬った。140キロ台後半のカットボールと150キロ台の直球で押し、2桁奪三振の快投。9勝目で田中将に投げ勝った。
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打線は石上泰輝内野手(24)が値千金の先制打を決めた。両軍無得点の6回2死一、二塁、初球の136キロスプリットを捉えた。ライナーで右翼へ飛んだ打球は、右翼・中山のグラブをはじいて右翼越えの2点適時二塁打とした。
石上は「みなさんがつないでくれて、最近ずっとチャンスで打っていなかったので、とにかく何でも良いので事を起こそうと思って打席に入りました。良い結果になって良かったです!この後も守備でチームに貢献していきます!」とコメントした。
さらに7回1死では度会隆輝外野手(22)が2番手の船迫から2試合連続本塁打となる6号ソロでリードを拡大。CSホーム開催の権利をかけた直接対決2連戦で2連勝を収め、チームも4連勝と勢いに乗る。
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