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フィギュアスケート女子で4大陸選手権と全日本選手権2度の優勝経験を持つ紀平梨花(23=トヨタ自動車)の、26年ミラノ・コルティナ五輪出場への道が断たれた。
16日、自身のインスタグラムを更新。19〜21日に愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャーで行われる中部選手権を欠場すると表明した。痛めていた右足の影響といい「ほぼ完治の状態まできています。しかし、あと一歩で完全には回復しておらず、高難度のトウジャンプを複数回行うと痛みが出ることもあり、十分な準備を整えることが難しい状況です」と説明した。
21年に右足の距骨疲労骨折が判明し、過去2シーズンは競技会への出場を見送ってきた。心境を「思い切り練習できないもどかしさや不安を感じる日々が続き、悔しい気持ちでおります」とし「今は、新たな挑戦に向けても前向きに取り組んでおります。今回の決断は苦渋なものでございましたが、引き続き復活に向け、全力で努力してまいります」と今後を見据えた。
中部選手権は12月の全日本選手権(東京)に向けた選考会となっており、紀平が五輪代表となるには全日本への出場が最低条件だった。
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