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<巨人3−1広島>◇20日◇東京ドーム
巨人が広島に2連勝し、CS進出が決定した。
監督就任以来、2年連続のポストシーズン決めた阿部慎之助監督(46)は「やっぱりファンのみなさんも東京ドームでやるっていうのは望んでいるでしょうから。期待に応えられるように最後までやりたい」と力を込めた。
主砲が2試合連続弾を放ち、チームを勢いづけた。阿部監督も「大きなホームランだった」と脱帽。岡本和真内野手(29)が2回無死から左翼席への14号ソロを放ち先制した。
同点に追いつかれた直後の4回には、2死満塁からリチャード内野手(26)の押し出し四球と浦田俊輔内野手(23)の中前適時打で勝ち越しに成功した。阿部監督は「リチャードもデッドボールですけどね、立派な打点なので。そのあとの浦田もよく打ってくれた」と4回の攻撃を振り返った。
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投げては、先発の横川凱投手(25)が8月22日DeNA戦(東京ドーム)以来、約1カ月ぶりとなる今季2勝目をマークした。4回に先頭の中村奨に左翼席へのソロ本塁打を浴びたが、5回3安打1失点とゲームメーク。降板後には「インサイドをうまく使い、ゲームは作れたかなと思います」と振り返った。阿部監督は「3−2がちょっと多いかなと思ったんですけどよく粘った。勝ちがついたことでね、良い自信にしてほしい」と左腕の粘りをたたえた。
リリーフ陣もリードを守り切って接戦をものにした。8回に5番手としてマウンドに上がった大勢投手(26)は、球団タイ記録となる今季44個目のホールドをマークした。
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