「ジブリのなりきり名場面展」に新たに登場する『君たちはどう生きるか』の名場面(イメージ)(C) 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli スタジオジブリ作品の世界を体験できる「ジブリパーク」(愛知県長久手市)が、2022年11月の開園から3年を迎える。これを記念し、「ジブリの大倉庫」内の人気展示「ジブリのなりきり名場面展」で開園以来初のリニューアルを実施する。
【画像】「ジブリの立体造型物展」で展示されていた「サボイア S-21」 「ジブリのなりきり名場面展」は12月17日より、14コーナーのうち半分の7コーナーを入れ替えて展示する。ジブリ最新作『君たちはどう生きるか』(宮崎駿監督※崎=たつさき)のコーナーでは、主人公・眞人(まひと)になりきって、ヒミとともに大叔父と向かい合う場面に入り込むことができる。
そのほか、『On Your Mark』『ホーホケキョ となりの山田くん』『ギブリーズ episode2』の展示が初登場。『おもひでぽろぽろ』『紅の豚』『かぐや姫の物語』のコーナーは、既存の展示から別のシーンへ変更される。
現在展示されている『海がきこえる』『風立ちぬ』『思い出のマーニー』『天空の城ラピュタ』のシータが空から降りてくる場面は、12月1日まで。
なお、『天空の城ラピュタ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』『コクリコ坂から』の展示は、12月17日以降も引き続き体験できる。
ジブリパークは 12月2日〜16日は、メンテナンス作業等により休園。「ジブリのなりきり名場面展」の観覧には「ジブリの大倉庫」に入場できるチケットが必要。
愛・地球博記念公園にある「ロタンダ 風ヶ丘」(カフェテリア)では、11月1日から『紅の豚』に登場する飛行艇「サボイアS-21」を新たに展示する。これに伴い、「サボイアS-21」のイメージに合わせたナポリタンなどのメニューを提供するカフェテリアとして新装オープン。リニューアル後のメニューは後日、ジブリパークの公式サイト等で発表される。
木製アート作品である「サボイア S-21」 は東京にて9月23日まで開かれた「ジブリの立体造型物展」で展示されていたもの。展覧会の終了により、「ロタンダ 風ヶ丘」へ移設されることになった。
なお、リニューアル工事のため9月26日から10月31日まで休業となる。ショップ棟は期間中も通常営業を続ける。営業日時はジブリパーク営業日の午前10時から午後6時まで。「ロタンダ 風ヶ丘 」(カフェテリア、ショップいずれも)はジブリパークのチケットなしで利用できる。