
■MLB マリナーズ3ー5ドジャース(日本時間28日、T-モバイル・パーク)
ドジャーズの大谷翔平(31)が敵地でのマリナーズ戦、8月21日以来、今季2度目の休養日、代打での出場もなかった。
今季もこの試合を含めて2試合、リーグトップのシュワーバーとは2本差に迫っている大谷、シュワーバーとのタイトル争いについては「全然何も感じてはいないですかね」と答えていた。終盤戦で今季2度目の休養日にD.ロバーツ監督(53)は「休養を取らせるためとエドマンを守らせることなく打席に立たせるため」とコメントした。
試合前には今年日本人初のメジャー殿堂入りを果たしたマリナーズの球団特別補佐兼インストラクターのイチローさん(51)に挨拶に訪れて、約3分ほど会話をしていた。やや気温が下がり始めた試合中はパーカーを着て、フードを被り、共に休養となったT.ヘルナンデス(32)と並んで座って会話していた。
シュワーバーはこの日、ツインズと対戦、3試合連続でノーアーチ、大谷との差は2本のままで最終戦を迎える。
|
|
試合はプレーオフを見据えて、中継ぎのB.トライネン(37)が連投で3三振を奪う好投、3対3の同点の場面では無死一、二塁からM.ロハス(36)が2度、送りバントをファウルにしたが、追い込まれてからしっかりと右打ちで走者を進め、E.ヘルナンデス(34)が勝ち越しタイムリーを放った。
そして、7回無死からトライネン、A.ベシア(29)、E.エンリケス(23)の投手リレーで9者連続三振をマーク。プレーオフへ中継ぎ陣も流れをつかんできた。
ドジャースのワイルドカードシリーズの相手は大混戦、メッツとレッズが共に勝利を収めたため、83勝78敗と並び残り1試合、メッツは敵地でマーリンズとレッズは敵地でブルワーズと対戦。勝敗が並んだ場合は直接対決で4勝2敗と勝ち越しているレッズがワイルドカード3位となり、ドジャースと対戦する。