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日本ハム新庄剛志監督(53)が来季も続投することが29日、分かった。球団との正式な話し合いはポストシーズン後となるが、すでに水面下では続投要請をされている。今季は届かなかった悲願のリーグ制覇を目指して今季の全日程が終了後に指揮官も正式受諾する流れとなりそうだ。
就任4年目の今季はソフトバンクと激しい優勝争いを繰り広げたが27日にV逸が決定。2年連続の2位でCS進出は決めているが、23日の本拠地最終戦後に新庄監督は「やっぱりリーグ優勝が一番大事」と吐露。重きを置くペナントレースでの逆転優勝を誓っていたが、及ばなかった27日のV逸時には自身のインスタグラムで「悔しくて悔しくて」と投稿していた。
17日のオーナー会議に出席した井川伸久オーナー(64)は「我々はやっぱり新庄監督には続けていただきたいと思っている」と続投を熱望したが、正式な続投要請は「現場(球団)に任せている」と明かしていた。球団はこの4年間でチーム力を底上げした手腕などを評価し、続投方針を早めに固めていた。
前夜のロッテ戦に勝利して、残り2試合ながらシーズンでは82勝。前回リーグ優勝と日本一に輝いた16年以来の80勝超えを果たすなど、充実したチームをつくり上げてきた新庄監督。まずは今季のCSを勝ち抜いて日本一を目指すが、その先は一番大事なリーグ優勝を目指して就任5年目のスタートを切る。
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