500人が選ぶ「好きな中華系チェーン店」ランキング! 2位「バーミヤン」、1位は?【専門家の解説も】

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2025年09月29日 20:20  All About

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All About編集部は全国10〜70代の500人を対象に、「中華系チェーン店」に関するアンケートを実施。好きな中華系チェーンランキング、2位は「バーミヤン」、では1位は? ※画像:Shutterstock.com
今や家庭料理の定番メニューともいえる餃子やチャーハン、今はやりの麻辣湯(マーラータン)など、日本人に愛される中華料理。手軽においしい中華料理が楽しめる中華系チェーンは、実にさまざまな店があり、どの店でどんなものを食べるか、考えるだけでわくわくしますよね。

今回はAll About編集部が実施した「中華系チェーン店」に関するアンケートから、「好きな中華系チェーン」の結果を紹介しつつ、「町中華」の名づけ親であり、町中華をこよなく愛するフリーライターの下関マグロさんが、それぞれの店の特徴、おすすめのメニューを解説します。

2位:バーミヤン/票数171票

2位は「バーミヤン」でした。すかいらーくグループが運営するバーミヤンは、1986年に東京都町田市に1号店「鶴川店」をオープンしました(2022年11月に閉店)。中華の定番である餃子、チャーハン、ラーメンのほか、麻婆豆腐、チンジャオロースなど豊富なメニューを提供しています。

回答者にバーミヤンを選んだ理由を聞くと、以下のような声が寄せられました。

「いけば毎回注文する大好きな商品があります。安くて提供も早く子連れでもなにも気にせず食事ができる雰囲気がとてもいいです」(30代女性/青森県)

「家族や友達と行きやすいから」(20代女性/神奈川県)

「火鍋、麻婆豆腐など好きなメニューが多く、美味しいため」(30代回答しない/東京都)

「前菜、点心料理、メイン、デザートなどなどラインアップが豊富で美味しくて飽きないからです」(60代女性/愛知県)

「バーミヤンの良いところは、リーズナブルな価格で本格中華を楽しめる点です。メニューが豊富で、焼餃子や炒飯など人気の定番料理が充実しています。また、デザートやドリンクバーもあり、家族や友人とゆっくり食事を楽しめるのが魅力です」(50代男性/山口県)

1位:餃子の王将/票数283票

1位は「餃子の王将」でした。1967年に京都市で創業した餃子の王将は、餃子やチャーハン、天津飯、中華そばなど、幅広い中華料理を提供しています。

看板メニューの餃子は主要食材はすべて国産品を使ったり、製造から店舗へ一切冷凍せず、工場から毎日店舗へ届けたりするなど、おいしさへのこだわりが詰まっています。また、料理は調理人が1品ずつ手作りしており、店舗ごとのオリジナルメニューも特徴の1つです。

回答者に餃子の王将を選んだ理由を聞くと、以下のような声が寄せられました。

「たくさん店舗があってどこでも間違いなく美味しい食事が出来るから」(50代女性/兵庫県)

「餃子が安くて美味しい。混んでいても回転がいいのかすぐに入れるのも好きなポイントです」(30代女性/大阪府)

「このお店の餃子と食べるラーメンは、このお店でしか味わえない特別な美味しい味を出しているからです。中華系チェーン店で一番だと思っています」(60代女性/静岡県)

「早くて美味くてボリュームあり。この味は何度でも食べたい。家で再現したいチャーハン。何個でも食べれる餃子」(40代男性/島根県)

「豊富なメニューとコストパフォーマンスに優れています、住んでいる地域に店舗数が多いというのもポイントが高いですね」(40代男性/兵庫県)

それぞれ対照的な特徴がある

1、2位に選ばれた餃子の王将とバーミヤンについて、それぞれの特徴やおすすめのメニューを、下関マグロさんにお聞きしました。

下関:2位のバーミヤンは幅広い層に人気のある中華チェーンです。1人からグループまで気軽に利用できます。グループも会社員からママ友や主婦層まで、さまざまな客に対応しているのが特徴です。

おすすめは、中華の定番メニューである、チャーハン、ラーメン、餃子などです。そのほかのメニューも豊富なので、毎日通っても飽きません。また、どの店も同じように高いクオリティーを保っているので、初めて訪れる店舗でも安心ですね。ハイボールと生ビールがお得になる、平日14〜18時まで限定で実施されているハッピーアワーも人気です。

1位の餃子の王将は2位のバーミヤンとは対照的に、それぞれの店舗に個性があります。近隣の客層に合わせた独自メニューなどもあって、これも人気の理由の一つ。餃子も安くておいしいので、テイクアウト需要も高いです。餃子のテイクアウトは焼いてあるものだけでなく、生餃子も用意されています。

もちろん餃子以外のメニューも人気です。ラーメンやチャーハン、麻婆豆腐など中華の定番はもちろん、野菜炒めなども支持されています。

また、毎年発行されている「ぎょうざ倶楽部」というスタンプカードがあり、魅力的な景品がもらえます。これがリピーターを呼び込む要因になっています。

1位と2位に共通しているのは、提供されているメニューの味が日々進化していることです。久しぶりに訪れると、以前よりおいしくなっていて驚かされます。

【下関マグロプロフィール】
出版社、広告代理店を経てフリーライターに。2014年より町中華探検隊のメンバーとして東京を中心に町中華を食べ歩き、記録している。主な著書に『東京アンダーグラウンドパーティ』(二見書房)『歩考力』(ナショナル出版)『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(共著/角川文庫)などがある。本名の増田剛己では、All Aboutの散歩ガイド。

<調査概要>
中華系チェーン店に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2025年2月25日〜3月4日
調査対象:全国10〜70代の500人(男性:182人、女性:311人、その他:1人、回答しない:6人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています
(文:下関 マグロ)

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