【阪神】佐藤輝明が最終戦で40発&100打点に到達!球団生え抜きでは掛布雅之以来40年ぶり

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2025年10月02日 19:19  日刊スポーツ

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阪神対ヤクルト 5回裏阪神1死二塁、佐藤輝は右越え2点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

<阪神−ヤクルト>◇2日◇甲子園



阪神佐藤輝明内野手(26)がシーズン最終戦で今季40本塁打を達成した。9月22日のヤクルト戦(神宮)で王手をかける今季39号ソロ。そこから4試合の足踏みを経て、甲子園で大台到達を決めた。


4点リードでの5回1死二塁。青柳の初球142キロ直球を豪快に引っ張り込んだ。弾丸ライナーで右翼に飛ばした一打は、そのままフェンスオーバー。大歓声の中、ダイヤモンドを一周した。


阪神では10年に47本を放ったブラゼル以来15年ぶり。助っ人以外では05年の金本知憲以来20年ぶり。生え抜きに限れば85年の掛布雅之以来、40年ぶりの40号到達となった。


この日の初回には1死三塁の場面で、先発青柳から先制犠飛。打点でも大台到達となる、シーズン100打点を達成していた。40本塁打&100打点のダブル達成も、球団生え抜きでは85年掛布雅之以来の記録となった。


プロ5年目の今季は4月までに9本塁打。6月と8月も8本ずつと安定して本数を伸ばし、両リーグ独走を続けてきた。過去最多の24本には早々と7月13日に到達した。9月7日の優勝決定後は疲労によるコンディション不良で2試合を欠場。同19日のDeNA戦(甲子園)で復帰後も11打席無安打と苦しんだが、最終的に月間成績は2割7分6厘、5本塁打、15打点。復調を印象づけていた。


4月途中から4番に座り、打線の中心として優勝に導いた。本拠地の甲子園は左打者が引っ張った打球が押し返される「浜風」が吹き、佐藤輝もずっと悩まされてきた。年々磨いてきた技術で今季は、中堅から左方向への本塁打を増やした。甲子園では今季11本目。これまでタイトルとは無縁だったが、本塁打、打点の「2冠」が確実視されている。

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