

ルナとは染める前に「どの部分を染めるか」とか「頭皮への影響」とか、そういった話し合いはしました。けれど夫は「子どもが髪を染めることをよく思わない人がいる」ということも、ちゃんと伝えておく必要があったと言います。


他人の考え方はなかなか変えられるものではないはず。もし小学生が髪を染めることについて、受け入れられないという対応を誰かにされたら……。そのときルナ本人がどうするか、心の持ち方を教えてあげることが大切なのでしょう。

私はクラスの子やほかの保護者たちがルナの毛先を認めてくれないことに怒りを感じました。しかしそれもひとつの考え方なのだと夫から教わったのです。こちらの価値観を認めてくれと主張するのではなく、そういう価値観もあるのだと受け入れないといけないですね。結局は私も「多様性」なんて言葉を使いながら、相手の多様な考え方を受け入れていませんでした。ただルナが悪口で攻撃されることはまた別問題だし、その点はフォローしなくてはいけません。もう一度ルナとしっかりと話し合ってみたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子
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