
ママたちはお義母さんとどのような関係を築いていますか? ほどよい距離? 距離を置く関係? 相性や環境によって嫁姑の関係はさまざまでしょう。今回の投稿者さんは「本当の娘と思っている」とお義母さんから言われるたびに、イライラしてしまうそう。
『実両親と同じだけの愛情を持っているとでも? 100%ないよね? 図々しい。口だけ感がすごいのよ! 私も大切にされている実感があればこのような風には思わないかも。みなさんはこう言われたら嬉しいもの?』「本当の娘と思っている」と言われたら普通は嬉しいものか、ママたちの考えを知りたいよう。口だけでなく、本当に行動で示されていれば、受け取り方も違ったのかもしれないと投稿者さん。とてもではないけれど、現状では素直に喜べないと言います。
義母から「本当の娘」発言、嬉しくはないよ
ママたちからは「嬉しくない」「うざく感じる」という声が少なくありませんでした。実の親ではないのに、本当の娘と言われても現実味がない、という意見です。
『私も言われるよ。いや、思わないでいいよと思う』
『言葉でそうはいっても、喧嘩した旦那の味方をしたから萎えた』
『私は義父から言われる。申し訳ないが、正直気持ち悪かった』
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義母がいい人じゃない場合はこうなる
お義母さんのタイプや距離感、言い方や受け取り方でも違うのかもしれません。
『いいお義母さんだったら嬉しいかもだけれど、うちの義母に言われても嬉しくない。相手による』
『結婚した当初は、嬉しかったのだけれど、途中から「違うな」と。他所からお預かりしたお嬢さんではなくて、うちの家族の新参者できちんとうちのやり方を覚えて懐きなさいよという意味だとわかった』たしかに、わが家の色に染まりなさいという意味だったら、距離を置きたくなってしまいます。投稿者さんは「親戚の集まりでは音量5割増で何度も言う。いい義母アピールがすごくて引く」と嫌悪感を抱いているようです。
義母との関係が見える言葉。素直に嬉しいとの声も
少数ですが、前向きな意見もありました。
『本当の娘くらい大切に思っているということなのではないの?』
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義母の立場でいうと「大切だけど娘ではない」
自分自身がお義母さんの立場だという方からも、コメントがありました。
『息子が選んだ大切なパートナーだから、私にとっても大切だよ。でも娘ではない』「お嫁さんのご両親が大切に育てたお嬢さん」との距離感を理解してつきあうほうが、関係がうまくいくとのお義母さん側の意見です。娘とお嫁さんでは大切の種類が違うのかもしれません。娘だと強制しない「お義母さん」のあり方を考えされられるコメントでした。
空気を乱さない返し方
「本当の娘と思っている」と言葉にすることが、愛情表現だと思っているお義母さんもいるでしょう。過敏に捉えすぎないほうがいいとの意見もありました。
『口だけ感満載で、「私も本当の親だと思っています!」と言う。もちろん口だけよ』
『私は義実家の思想に反感があったから「娘」とか言われてイヤだった。最後までいい嫁を演じたけれどね』
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『裏読みせずにそのまま聞き流せたらもう少し楽になるかも』「本当の娘と思っている」と言われて、はっきり「母ではありません。義母は義母です」と言い返す方法もあるでしょう。お嫁さんからキッパリと拒否の態度を示されたら、お義母さんも発言を改めてくれるかもしれません。しかしその後の親戚づきあいを考えると、適当に聞き流したり社交辞令で同調したりしておくほうが楽だと、ママたちは言います。
距離感と気づかいで見えてくるもの
『亡くなったけれど、生前は義母と仲が良かった。可愛がってもらった。一緒に近所で買いものをしていると、義母の知人から「娘さん?」とか言われて、義母は嬉しそうにしていたけれど、実の娘みたいとは言わなかったよ。あくまでも息子のお嫁さんとして仲良くしている立ち位置』義母との関係が良好だったママは、適度な距離感と気づかいが、長く良好な関係を保つ秘訣だと言います。逆に、関係ができていないうちから「実の娘」と言うお義母さんは、その言葉を免罪符に干渉や支配を正当化しがちなのかもしれません。表面的には温かい言葉でも、裏に思惑があるとママは受け取ってしまうのでしょう。投稿者さんも「自分に息子がいるので、この言葉を安易につかわないよう心しておきたい」と綴っていました。
お義母さんの「本当の娘と思っている」という言葉が、本心からの愛情かそれとも建前か。それは日々の行動やお互いの気づかいで、自然と見えてくるものなのでしょう。とくに害がないのなら、お義母さんのジャブを軽くかわしながら、平和に過ごしてもいいのかもしれませんね。
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文・岡さきの 編集・みやび イラスト・猫田カヨ