SNS上で話題になった“小さなすごい子”を開封して遊ぶ様子がYouTubeに投稿されました。動画は「ずっと気になってた」「こういうの大好きです」と注目を集め、記事執筆時点で15万回以上再生されています。
動画を投稿したのは、文房具やバレットジャーナルの魅力をYouTubeチャンネル「文房具と手帳 - sakura bookmarks」で発信しているHIROMIさん。以前には、スマートフォンのメモ機能より便利なアイテムの作り方が話題になりました。
今回取り扱うのは『【Amazon.co.jp限定】大人の科学マガジン BESTSELECTION07 小さな活版印刷機 活字増量版』(Gakken)です。活版印刷機の各パーツに加え、ドライバーやニッパーなどの工具類が付属。説明書記載のQRコードを読み込めば、YouTubeチャンネル「大人の科学」で公開されている解説動画へ移動できます。
一度にまとめて使うことを想定し、「e」「p」など一部の活字は複数個を用意。説明書通りに組み上げたHIROMIさんは、まず「THANK YOU」と印刷してみることにしました。
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何度も転がしてローラーに黒いインクを塗布したら準備完了。しかし、ここでHIROMIさんは異変に気付きます。印刷時には紙を支えてくれる白いマットに何やら黒い文字。インクをなじませる過程で、誤ってマットに印字していたようです。
気を取り直して紙をセット。レバーを机と平行になるまで倒すと、「THANK YOU」とのメッセージが波打った状態で印刷されました。あれ……?
メッセージがガタガタになった原因は、活字台に取り付けた「H」「N」「O」の向きにありました。この製品の活字は上下で余白が異なっているため、対称文字にも正しい向きが存在します。上下を逆にして印刷し直したところ、今度はきれいに仕上がりました!
そして試行錯誤の末、カードの隅をラインと記号で飾ることができました。この製品はインクの代用品として絵の具も使えるため、HIROMIさんは次なる段階として万年筆用のインクを使った印刷に取り掛かります。
使うのは「ink-cafe アールヌーヴォーカラーインク オールドローズ」(呉竹)。使用する紙の材質や固定方法などを工夫することで、味のあるメッセージカードが完成です。予想以上の仕上がりにHIROMIさんは「インク超おすすめ」と伝えました。
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インクの濃淡が美しいカードを印刷する光景に、コメント欄では「楽しそう」「ホッコリする活版印刷機の作品」「活版好きにはたまらんキット。さすが学研さん」「不ぞろいのサンキューもそれはそれでおしゃれ」「普通の開封動画で終わらず、応用研究に発展されるとは」「何回もトライ。楽しい瞬間ですよね」「なかなか無くならない万年筆のインクの活用法発見!」「すごい! 活版かわいいですよね〜! インクの濃淡、フォントと合ってて最高です」といった声が上がっています。
子どものころから文房具が大好きだというHIROMIさん。YouTubeチャンネル「文房具と手帳 - sakura bookmarks」でさまざまな文房具のレビューを公開している他、Instagram(@sakura_bookmarks)やX(@BookmarksSakura)でも文房具の楽しさを発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「文房具と手帳 - sakura bookmarks」
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