都道府県の行政拠点として機能する県庁所在地。知名度の高い都市もあれば、県名からすぐに県庁所在地を想像できない都市もあるのではないでしょうか。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の50代を対象に「県庁所在地の位置がピンと来ない道府県」というテーマでアンケートを実施しました。
50代から支持を集めたのは、どの道府県だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位に選ばれたのは、得票率7.4%の「島根県」でした。
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中国地方に位置する島根県は、古くから多くの神話が伝わる「神々のふるさと」として知られるエリアです。”大黒様”として有名な「大国主大神」が祭られている「出雲大社」や、ユネスコ世界遺産に登録された「石見銀山」、2015年に国宝に指定された「松江城」などの歴史的な観光名所も点在しています。
そんな島根県の県庁所在地は松江市。「松江」の地名は、1611年に戦国武将・堀尾吉晴が亀田山に城を築き、「白潟」と「末次」の集落を合わせて「松江」と称したことを由来としています。島根県といえば出雲大社のイメージが強いところも、結果に影響したのではないでしょうか。
第1位に輝いたのは、得票率8.9%の「群馬県」でした。
関東地方に位置する群馬県は、「草津温泉」や「伊香保温泉」をはじめ数々の温泉地を有し、「温泉大国」として知られるエリアです。東京から100キロ圏内に位置しながらも豊かな自然環境に恵まれており、さまざまなライフスタイルを実現しやすい環境といえるでしょう。世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」や「だるま」の生産など、歴史と伝統が感じられるところも魅力です。
そんな群馬県の県庁所在地は前橋市。「前橋」の地名は、利根川の流域にあった「車川」にかけられていた橋が「駅家(うまや)の橋」と呼ばれたことに由来すると伝えられています。「厩橋(まやはし)」の地名で親しまれていましたが、1650年前後に「前橋」へと改称されました。かつては県庁所在地であった高崎市の存在も、結果に影響したのではないでしょうか。
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