ママスタ私はカオル。夫ユーゴ、4ヶ月の娘ミユと3人暮らしをしています。穏やかな日常を送っていたのですが、ある日夫の口からとんでもないことが……。なんと遠方に住んでいる義妹・ヒカリちゃんが、推し活のために泊まりに来ると言うのです。しかもなぜか近居の義弟・レンくんまで。天気予報を見れば、その日はちょうど台風が直撃する予定です。そもそも来られるのかもわかりません。その上わが家にはまだ幼い娘もいるので、できれば中止になってほしいところなのですが……。
私は娘のためにミルクを用意し始めました。夫はテレビを見ています。すると夫のスマホが鳴りました。

電話の相手は夫の妹のようです。実は私、この義妹がちょっとだけ苦手。私たちと同じく30代なのに、世間知らずというか、常識がないというか……とにかく勢いがあってめずらしいタイプの子なんです。

2人がなんだかんだと話しているのを横目に、私は娘にミルクをあげ始めました。すると、なんだか嫌な予感が……。どうやらわが家に泊まりに来たいという話のようです。

私は懸命に「断って」というジェスチャーをしましたが、夫はこちらをまったく見ません。私も娘を抱えているため、うまく伝えられません。とはいえ「断って」と大声で言うのも気が引けます。そうこうしているうちに電話が終わってしまいました。

今週末は台風の予報が出ているのに、義妹は推しのライブがあるから泊まりに来るそうなのです。

自分でホテルをとってもらえばいい話だと思うのですが、夫は泊めると言って聞きません。しかもあろうことか、夫の弟まで一緒に来るというのです。

夫は「たまにはいいじゃない」と楽観的ですが、ここは私の家でもあります。勝手に決めるのはやめてほしいです……。

義妹が「泊まりたい」と言いだしたのは、台風が直撃する予定の日でした。なんでもその日、わが家の近くで義妹の推しのライブがあるというのです。
ただでさえ娘がいるから泊まりに来られるのは困るというのに、よりによって台風の日に……。しかし夫はノリノリで、「自分が全部おもてなしをするから」とやる気満々です。
本当に夫に任せて大丈夫なのでしょうか。私は今から心配になっています。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・高橋志貴 編集・海田あと
■ママスタセレクトで読む