<サブロー監督就任会見>
「昭和の野球」でチームを立て直す。ロッテのサブロー新監督(49)が8日、ZOZOマリンで就任会見を行った。今季は首位ソフトバンクに31・5ゲーム差をつけられ、ダントツの最下位。苦しい1年を終えたロッテを再び上位へと導くため、現役時代の監督である山本功児氏のもとでたたき込まれた「厳しさ」と「情熱」を胸に、若手中心のチームを徹底的に鍛え直す覚悟だ。
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今季、ロッテは投打がかみ合わず、借金28の最下位に沈んだ。打線では西川、寺地、山本ら若手は出てきたが、決定打を欠く試合が多かった。投手陣も先発の小島、種市が序盤に勝ち星を積み上げられず、中継ぎの鈴木やクローザーの益田がけがで離脱。シーズン序盤で早々に優勝争いから脱落してしまった。
球団は常勝軍団となるべく、21年春に「Vision2025」を掲げた。5カ年計画最後の年だったが、目指した場所と現実の落差はあまりに大きい。高坂球団社長は「今我々が向き合わなければいけないことは、チーム全体の強度を上げること」と分析。今オフ、生え抜きの功労者である荻野と石川歩が現役続行を望み退団。2人をのぞいても、ここまで8人もの戦力外を出した。新時代を築く意志を示している。そのタクトを、現役時2度の日本一を知るサブロー監督に託した。【ロッテ担当=星夏穂】
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