【ロッテ】5カ年計画も最下位…功労者退団、8人が戦力外…サブロー監督に新時代構築託す

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2025年10月08日 20:56  日刊スポーツ

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就任会見を行ったロッテのサブロー新監督は、「厳しい表情で」の注文に応える(撮影・野上伸悟)

<サブロー監督就任会見>



「昭和の野球」でチームを立て直す。ロッテのサブロー新監督(49)が8日、ZOZOマリンで就任会見を行った。今季は首位ソフトバンクに31・5ゲーム差をつけられ、ダントツの最下位。苦しい1年を終えたロッテを再び上位へと導くため、現役時代の監督である山本功児氏のもとでたたき込まれた「厳しさ」と「情熱」を胸に、若手中心のチームを徹底的に鍛え直す覚悟だ。


   ◇   ◇   ◇


今季、ロッテは投打がかみ合わず、借金28の最下位に沈んだ。打線では西川、寺地、山本ら若手は出てきたが、決定打を欠く試合が多かった。投手陣も先発の小島、種市が序盤に勝ち星を積み上げられず、中継ぎの鈴木やクローザーの益田がけがで離脱。シーズン序盤で早々に優勝争いから脱落してしまった。


球団は常勝軍団となるべく、21年春に「Vision2025」を掲げた。5カ年計画最後の年だったが、目指した場所と現実の落差はあまりに大きい。高坂球団社長は「今我々が向き合わなければいけないことは、チーム全体の強度を上げること」と分析。今オフ、生え抜きの功労者である荻野と石川歩が現役続行を望み退団。2人をのぞいても、ここまで8人もの戦力外を出した。新時代を築く意志を示している。そのタクトを、現役時2度の日本一を知るサブロー監督に託した。【ロッテ担当=星夏穂】

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  • それを言うならバレンタイン時代からのコロコロ替える起用法やめろよ(笑)
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