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JR東日本は10月7日、新幹線東京駅にホームドアを導入すると発表した。列車との接触や線路への転落防止対策として、2029年度末までに20〜23番線の各ホームに順次設置する。
導入するのは、車両ドアの位置が異なる新幹線の編成に対応する新方式のホームドア。駅に到着した編成の種類を自動判別し、車両に応じた位置のホームドアを開ける。
編成の判別にQRコードを利用する方式を開発しており、今後は検証などを行い導入に向けた検討を進める。
また現在は駅社員が操作している新幹線ホームドアの自動化も進める。車両ドアの開閉と連動し、ホームドアも自動で開閉する機能を検討している。
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新幹線駅のホームドアはこれまで、新幹線が通過するホームがある一部の駅で風圧対策として設置してきたが、今後は安全性向上のために設置を進める方針。JR東日本は2031年度末頃までに東京圏在来線の主要路線330駅758番線へのホームドア導入を目指しており、新幹線も駅の利用状況などを踏まえつつホームドアの導入を推進していく。
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