先制打を放ったブルージェイズのウラジーミル・ゲレロJr.(写真=GettyImages)● ヤンキース 2−5 ブルージェイズ ○
<現地時間10月8日 ヤンキー・スタジアム>
東地区王者トロント・ブルージェイズがワイルドカード1番手ニューヨーク・ヤンキースとの地区シリーズ第4戦に勝利。シリーズ成績3勝1敗として2016年以来、9年ぶりの優勝決定シリーズ進出を決めた。
王手をかけているブルージェイズは初回、新人右腕シュリットラーから一死二塁とチャンスを作ると、好調の3番ウラジーミル・ゲレロJr.が右前適時打を放ち、シリーズ4試合連続で先制。その後、一時同点に追い付かれたが、5回表に1番ジョージ・スプリンガーの犠飛で再び1点を勝ち越し。7回表には2番ネイサン・ルークスの2点適時打で貴重な追加点を挙げた。
投げては、前日9得点と勢いづくヤンキース打線に対してブルペンデーを完遂。1点差の6回裏には5番手右腕ジャリエル・ロドリゲスが二死一、二塁とピンチを招いたが、前日に決勝弾の5番チザムJr.を二ゴロに仕留めた。4点リードの8回裏には二死満塁と走者を溜めながらも、守護神ジェフ・ホフマンがリードを堅守。そのまま4アウトセーブで試合を締めた。
ブルージェイズは今季の地区優勝を争った宿敵ヤンキースをポストシーズンでも見事撃破。現地12日から始まる優勝決定シリーズでは、マリナーズとタイガースによる地区シリーズの勝者と対戦する。