
マレーシアを拠点に警察官をかたる詐欺に関与した疑いで逮捕された4人の男。その役割は、最初に電話で接触を図る「掛け子」役でした。
きのう、詐欺の疑いで逮捕された、いずれも住居不定・無職、葛籠匡矢容疑者(25)ら4人は、群馬県に住む80代の女性に宮城県警の「ミヤザキ」をかたって「身の潔白を証明するためには口座資金を調査する必要がある」などとうそを伝え、現金50万円をだまし取った疑いがもたれています。
その後の調べで、女性は通信事業者のカスタマーセンターを名乗る電話に「偽造免許証で携帯電話が不正に契約されている。宮城県警に伝えます」などと伝えられており、4人は最初に電話をかける「掛け子」役だったことがわかりました。
警察は、同様の被害が国内で数十件はあり、被害総額は5000万円にのぼるとみて調べています。
|
|