大阪・関西万博「ミライ人間洗濯機」の販売決定 大阪・関西万博の閉幕を前に、株式会社サイエンスは10日、大阪ヘルスケアパビリオンで展示している「ミライ人間洗濯機」の量産体制を整え、販売することを発表した。「これまで展示限定の一点ものとして制作した本作を、閉幕後も皆様にご体験いただけるよう展開いたします」と呼びかけた。
【画像】万博「つじさんの地図」最終更新版 ミライ人間洗濯機は、1970年の大阪万博で展示された「人間洗濯機」を、半世紀を経て実現したもの。大阪ヘルスケアパビリオンで展示され、体験もでき、話題を集めた。
当初、販売を目的としておらず、展示のため、約1億円を投じて制作。開幕翌週には、アメリカから「購入したい」と申し出があり、その後も価格や導入などの問い合わせが相次いだという。また「会期中、入浴体験希望者が殺到し入浴できなかった方々も少なくありませんでした」と説明。
その上で「私たちは、この唯一無二の体験をより多くの方に届けたいという想いから、展示終了後も全国で体験できるよう販売を決定しました。ミライ人間洗濯機を通じて、『人が洗われる』という新たな価値を広く社会に提供してまいります」
■代表者コメント
ありがたいことに、会期中にミライ人間洗濯機をご体験いただいた多くの方々から、「また入りたい」「これが未来の当たり前になれば」といったお声を多数頂戴しました。展示を通じて想像を超える反響をいただき、心より感謝申し上げます。同時に、万博という場が持つ圧倒的な発信力と影響力を改めて実感いたしました。私たちは、閉幕後も「カラダもココロも自動で洗われる時代へ」というコンセプトのもと、癒しと再生の体験をより多くの方にお届けし、新たなライフスタイルの創造に貢献してまいります。