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<セ・CSファイナルステージ:阪神2−0DeNA>◇第1戦◇15日◇甲子園
セ・リーグ王者の阪神が初戦を制し、アドバンテージを加えて2勝とした。
試合は中盤まで投手戦。ともに最多勝となる14勝を挙げた阪神村上頌樹投手(27)とDeNA東克樹投手(29)の投げ合いとなった。
村上は初回、先頭の蝦名に右前打を浴び、四球と味方の失策がからみいきなり2死満塁のピンチ。ここでDeNA6番山本を三ゴロに仕留めると、毎回走者を背負いながら5回5安打無失点と粘投した。
打線は東を前に、5回まで散発2安打無得点。0−0のまま迎えた6回、先頭の近本光司外野手(30)が遊撃への内野安打で出塁すると、中野の犠打で1死二塁。迎えた森下翔太外野手(25)への初球で、近本は果敢に三盗に成功。1死三塁と好機を広げ、森下が待望の先制の中前適時打を放った。
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4番佐藤輝が中前打でつなぐと、なおも2死一、三塁から途中出場の小野寺暖外野手(27)が2点目の右前適時打。好投を続けていた東をチーム一丸でノックアウトした。
6回からは盤石のリリーフ陣が無失点リレー。及川雅貴投手(24)が回またぎで1回2/3を無失点。7回2死一塁から登板した石井大智投手(28)も回またぎで1回1/3を無失点。最後は守護神岩崎優投手(34)がきっちり締めた。
阪神はあと2勝で2年ぶりの日本シリーズ進出が決まる。
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