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佐賀県鹿島市は17日、勤務時間中に業務とは関係のないニュースサイトを公用パソコンから少なくとも457時間、閲覧したなどとして、課長職の50代の男性職員を停職1カ月の懲戒処分にした。男性職員はサイトのコメント欄への書き込みも61回繰り返していた。同日付で依願退職した。
市総務課によると、男性職員は1月以降、自席のパソコンから「ネットサーフィン」しながらニュース記事を閲覧し、感想をコメント欄に書き込んだ。6、7月には喫煙するために正当な理由なく市役所敷地外に出る「職場離脱」を20回以上、繰り返した。
複数の職員から「ネットばかり見て仕事をしていないのでは」との情報が寄せられて発覚。男性職員はネットの閲覧を2024年4月以降、続けていたとして「業務が一段落した際、業務とは関係のない時事情報や芸能記事などを閲覧するようになった」と説明。457時間分の給与・一部の勤勉手当の合計128万2340円を市に返納した。【竹林静】
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