首都圏において重要な役割を担う神奈川県。県内には、地名の由来や響きの印象などから、注目を集める市町村も少なくありません。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、東京都在住の男女を対象に「名前がかっこいい神奈川県の市町村」というテーマでアンケート調査を実施しました。
東京都に住む人から「名前がかっこいい」と支持を集めたのは、どの市町村だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
同率での第2位となったのは、「茅ヶ崎市」でした。神奈川県の中南部に位置する茅ヶ崎市は、湘南エリアの中心にある約6キロメートル四方のコンパクトなエリア。鉄道は東西にJR、南北に相鉄が通っていて、都心はもちろん小田原や熱海へのアクセスも良好です。都心へのベッドタウンとして知られるほか、夏には海水浴場「サザンビーチちがさき」が開かれ、毎年多くのサーファーが訪れています。
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大昔の茅ヶ崎は、一面が沼地で茅萱(チガヤ)と呼ばれる植物が生い茂り、陸の一部が海に突き出た砂州状の地形だったそうです。「茅萱の生い茂るみさき」が「茅萱の御崎」となり、「茅ヶ崎」となったという説が有力と考えられています。
同じく第2位となったのは、「横浜市」でした。神奈川県の東部に位置する横浜市は、横浜港を中心に日本を代表する国際貿易港として発展し、日本と世界を結ぶ重要な役割を果たしてきたエリアです。横浜駅は、複数の路線が乗り入れる日本有数のターミナル駅となっているほか、新幹線も利用できるため、非常に高い交通利便性を誇っています。また、街並みも国際色豊かで、「横浜中華街」や「横浜赤レンガ倉庫」「山下公園」をはじめ、観光名所が多いところも魅力です。
横浜の地名の由来は、海から見たときに「横に長い浜」であったことに由来する説などがあるようです。洗練された美しい街のイメージも、支持を集めたのではないでしょうか。
第1位は、「鎌倉市」でした。神奈川県の南部に位置する鎌倉市は、神社仏閣など多くの歴史的な遺産と、豊かな自然環境が特徴のエリア。源頼朝が鎌倉幕府を開いた土地であることでも有名です。鉄道はJRや江ノ電が通っていて、東京駅や品川駅など、都内主要駅へのアクセスも良好。洗練されたカフェやレストラン、菓子店などが立ち並んでいるところも魅力です。
鎌倉の地名の由来にはいくつかの説があります。そのひとつに、藤原鎌足が現在の由比ガ浜に滞在した際、不思議な夢を見たことから、持参していた鎌槍を大蔵の松ヶ岡に埋め、そこから「鎌倉」になったという話が伝わっています。
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