東京株、初の4万9000円台=最高値更新、連立協議進展で

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2025年10月20日 10:02  時事通信社

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日経平均株価の午前の終値を示すモニター=20日午前、東京都中央区
 週明け20日の東京株式市場は、自民党と日本維新の会による連立政権発足に向けた協議の進展が好感され、全面高の展開となった。前週末の米国株高の流れも引き継ぎ、日経平均株価は大幅反発し、9日に付けた取引時間中の最高値(4万8597円08銭)を更新した。20日午前の終値は前週末比1388円25銭高の4万8970円40銭。午後に入り、初の4万9000円台を付けた。

 前週末17日の東京市場では、国内政局を巡り自民党と日本維新の会の連立協議が難航するとの見方が出たことなどを背景に、リスク回避の売りが出ていた。その後、両党が連立政権の樹立で合意する公算が大きくなり、市場関係者は「自民党の高市早苗総裁が新首相となる期待感が改めて高まった」(大手証券)と指摘していた。

 加えて、17日の米国市場では米中対立の激化や、地銀の信用リスクに対する不安が後退し、主要株価指数がそろって上昇した。これらを受けて、20日の東京市場でも「投資家が積極的にリスクを取りに行く動きが見られた」(国内証券)と言い、幅広い業種が値上がりした。 

このニュースに関するつぶやき

  • 今回は高市政権の積極財政期待だろうに。米中貿易摩擦緩和は先週からの流れ。
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