首相指名「高市早苗vs玉木雄一郎」の様相に《どっちも地獄》…不信の末に求められた“マシな人”

6

2025年10月21日 06:00  週刊女性PRIME

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

週刊女性PRIME

自民党総裁の高市早苗氏、国民民主党・玉木雄一郎代表

 ガラスの天井を打ち破り、そこに見えるのは“初の女性首相”。かと思われたが、注ぐのは光よりも暗雲だった。

「10月4日の自民党総裁選で高市早苗氏が初の女性総裁に就任。しかし、就任早々に連立政権を担っていた公明党が離脱。もともと自民は公明と合わせても衆議院で過半数に足らず、首班指名で厳しい状況に」(政治部記者、以下同)

 そこで立憲民主党・日本維新の会・国民民主党による野党統一候補に浮上したのが国民民主の玉木雄一郎代表だ。

「玉木代表は15日に自身のYouTubeで立憲・維新との党首会談が行われたことについて触れ、両党から首班指名の要請を受けたことを明かしています。しかしながら、“まだ溝がある”と、指名を保留していました」

 公明党は連立からの離脱について、以前より問題視していた政治と裏金について、具体策を示さなかったことを理由に挙げている。

裏金議員を「あえての起用と思って」

「2024年に自民党の安倍派の“裏金キックバック”の問題が捜査対象に。連立を組んでいた公明党は自民の一連の裏金問題を受け、同年10月の衆院選で石井啓一代表が落選。公明党側としては、“対策を含めてちゃんとしろ”という考えが以前からあった」

 そんななか新総裁は……。

高市総裁は、“裏金議員”であっても要職に処遇する姿勢を示しています。現に幹事長代行に萩生田光一氏を登用。萩生田氏は、派閥パーティー収入不記載事件に関与。高市総裁はこれについて“あえての起用と思ってほしい”と話していました」

 高市総裁に対しても、玉木代表に対しても、ネットではどちらも信頼が置けないという人が少なくない。

どうして高市早苗がそこまで裏金議員を起用するのか、そっちの方が理解できない

 2024年11月に不倫問題が発覚した玉木氏も、首班指名を保留したことについて、その件が引用され……。

やっぱり優柔不断な男だ。過去に関係のあった女性への煮え切らない逃げるような無責任な対応にも彼個人の人間性の本質が見え隠れしていた

SNSでは「石破のほうがマシ」の声も

 どちらかが嫌、ではなく、どちらも嫌、が多数のよう。

《高市氏と玉木氏なんて、地獄の選択だわ》

《玉木雄一郎に現在の難局を乗り切る能力なんてない ただ問題は高市早苗にも明らかにない つまりどっちにしても地獄》

 そこにきて、評価を高めていたのが悪評ばかりだったあの人だ。

「裏金問題がチラつく高市総裁、立憲・維新と連携しようとしつつ、高市総裁ともつかず離れずの玉木代表。そんななか石破茂首相が、高市総裁らの反対を押し切り、戦後80年所感を発表。高い評価を得た。そこから現状も相まって、SNSでは“石破のほうがマシ”の声が多数上がるようになっていましたね」

 時間は戻せない。進ませられる政治家は……。

このニュースに関するつぶやき

  • 玉木は総理の器じゃないよ。「現在の難局」とか言ってるが、ここまで難局にしたのは誰の責任かね?「SNSでは『石破の方がマシ』」←どこのSNSだよ。微信かな。
    • イイネ!10
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(6件)

前日のランキングへ

ニュース設定