7回表、ワールドシリーズ初アーチとなる右越え2ランを放つ大谷翔平◆松井秀喜以来の日本選手2人目のWS弾!
ドジャースの大谷翔平選手(31)が24日(日本時間25日)、敵地ロジャース・センターで開幕したワールドシリーズ(WS)に「1番・指名打者」で先発出場。7回の第4打席にWS初アーチとなる右越え2ランを放った。
試合前のセレモニーで名前がコールされると場内は大ブーイング。初回の第1打席もブーイングが響き渡るなか打席に入り、ブルージェイズ先発の新人右腕・イェサベージの前に空振り三振に倒れた。
3回の第2打席は1点を先制し、なおも二死満塁の好機だったが、2ボール1ストライク後のスライダーを引っかけ一ゴロ。2−2の同点で迎えた5回は先頭で2番手左腕・フルハーチと対戦し見逃し三振に倒れた。
2−11と大量ビハインドとなった7回の第4打席は、一死一塁で4番手右腕のフィッシャーと対戦。1ボール2ストライク後の低めチェンジアップを捉えた打球は、速度103.7マイル(約167キロ)、飛距離357フィート(約109メートル)、角度41度で右翼席に着弾する追撃2ランとなり、ブルージェイズファンは静まり返った。
WS進出を決めた17日(同18日)のリーグ優勝決定シリーズ第4戦(対ブリュワーズ)では衝撃の1試合3本塁打を放っており、これで直近2試合で4発目。WSでの本塁打はこれが初めてで、日本選手のWS本塁打は2009年にヤンキースの松井秀喜が放って以来、2人目となった。