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2025年10月26日 20:15 ねとらぼ
限定公開( 1 )

コーヒー器具やキッチンウェアなどを展開するハリオ商事(HARIO)は、ストレーナー(茶こし)とフタがセットになった保温マグカップ「ティー&コーヒーメーカーマグ」の人気を受け、新色を投入しました。
従来の「グレージュ」に加えて登場する新色は「サクラピンク」と「ネイビー」。10月15日から各3300円で、HARIO NETSHOP、HARIO公式NETSHOP楽天市場店、公式HARIOネットショップYahoo!店、および全国の雑貨取扱店で販売されています。
「ティー&コーヒーメーカーマグ」はメッシュストレーナーが付いていて、お湯を注いでフタをするだけで茶葉・コーヒー粉から本格的な抽出ができます。
ステンレス製のマグは真空二重構造で保温・保冷に優れていて、冷たい飲み物を入れても結露しません。フタを裏返すと、ストレーナーを置くこともできます。
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さらに、マグの内側にセラミックコーティング加工を施し、口当たりを滑らかにするなど、お茶やコーヒーの風味を引き立たせる工夫もあります。
2024年7月に発売された「ティー&コーヒーメーカーマグ」は、購入者から「毎朝の忙しい時間に手早くコーヒーを入れられます」「容量もたっぷりで冷めにくく、使いやすくてとても気に入っています」「洗い物が少ないのも良い」など好評。SNSでも「1人分のコーヒーが簡単に淹れられる」「ステンレスの真空断熱なのに口当たりいいし、フィルターはめっちゃ細かいのに茶殻詰まらないし、保温もかなりできるし、マグにそのまま引っ掛けて湯切り出来る用の窪みあるのが素晴らしい!!」などのコメントが寄せられていました。
販売当初、同商品は「グレージュ」1色のみでしたが、購入者からの「カラバリを増やしてほしい」「明るい色がほしい」「落ち着いた色も選びたい」との声を受け、HARIOは「サクラピンク」と「ネイビー」を追加。3色展開での販売となりました。
人気を博す「ティー&コーヒーメーカーマグ」、開発されたきっかけや売れ行き、今後の展開についてハリオ商事にたずねました。
開発のきっかけとなったのは、「もっと手軽にコーヒーを」との思い。その上で、今の形となった経緯について語ってくれました。
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「もともとお茶用の『ワンカップティーメーカー』という製品がありましたが、『コーヒー粉が通らない細かなストレーナーがあれば、コーヒーも淹れられるのでは』との発想からストレーナーの開発を進めました。最初にガラス製の『ワンカップコーヒーメーカー』ができ、その後、保温性を高めるために真空二重構造にしたマグタイプ『ティー&コーヒーメーカーマグ』が誕生いたしました」(ハリオ商事広報担当者)
開発にあたって大事にしたのは、「ストレーナーの底に溝をつけてカップのフチにかけて湯切りできるようにしたり、デスクで使う際にもフタを裏返してストレーナーを置けて、その場で同商品だけで完結する構造」など、日常使いでの利便性。気軽にコーヒーを飲むための工夫が詰まっていると言えます。
特に力がこもったパーツはストレーナー。「目の細かさは試作を重ねました。最も苦労したポイントです」(広報担当者)
そうして完成した「ティー&コーヒーメーカーマグ」は、ネットで話題となり楽天市場では一時品切れに。楽天市場のマグカップ部門で1位も獲得しました。
「おかげさまで販売開始から1年強で約1万個を販売しており、想定以上の反響をいただいております」と、思っていたよりもさらに売れ行きが好調だったようです。
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購入した人からは、「飲み切るまで温かい」「洗いやすく使いやすい」「お湯を注いで3分で淹れられる手軽さ」「結露しないのでオールシーズン使える」「容量たっぷりで冷めにくい」「口当たりが滑らか」など、機能性や使い心地などを評価する声が多く寄せられたとのこと。HARIOの“こだわり”がユーザーにしっかり伝わったと言えそうです。
好評を得ている同商品ですが、ハリオ商事社員だけが知る“秘密”の使い方も。「ストレーナーはそのままでも十分目が細かくお使いいただけますが、私はペーパーフィルターを中に入れてコーヒーを淹れるのがお気に入りです。飲み終わったらフィルターごと捨てるだけでお手入れも簡単ですし、微粉も残らないのでとっても快適です(あまり大きな声では言えませんが……)」(広報担当者)
コーヒーが好き、おいしい淹れ方を追求しているという人は、試してみてはいかがでしょうか。
10月から加わる新色の「サクラピンク」と「ネイビー」ですが、どういった理由でこの2色が選ばれたのでしょうか。
「『明るい色がほしい』『落ち着いた色がほしい』というお客様の声をもとに、この2色を採用しました」(広報担当者)
HARIOは既存のグレージュと新色を合わせて、「オフィスや在宅ワーク、リラックスタイム、ギフトシーンまで、暮らしのスタイルに合わせて選べる3色展開」としています。
さらに、「ブラック」は同社のアウトドアブランド「Zebrang」で「真空二重マグコーヒーメーカー」として、展開されています。
新色の販売が始まったばかりの「ティー&コーヒーメーカーマグ」ですが、ハリオ商事は「カラーバリエーションの拡充に加え、容量の大きなサイズ展開も検討しております」としています。
この先どんな色が登場するのか、現行モデルの「幅120ミリ、奥行93ミリ、高さ107ミリ」とほぼ一般的な保温マグのサイズに対してどのくらい“たっぷり”サイズになるのか。これからの展開も気になりますね。
画像提供:ハリオ商事
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