宮野真守「こんなに感情移入したアニメは初めて」 『ゾンビランドサガ』キャスト8人登壇で宇宙規模の“やりたいこと”飛び出す

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2025年10月27日 11:56  オリコンニュース

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『ゾンビィだョ!全員集合!ゾンビランドサガプロジェクト、その未来のために!語りつくす公開記念舞台挨拶 in 東京』(C)劇場版ゾンビランドサガ製作委員会
 劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』(24日より公開中)の公開を記念して、『ゾンビィだョ!全員集合!ゾンビランドサガプロジェクト、その未来のために!語りつくす公開記念舞台挨拶 in 東京』が26日、新宿・バルト9にて開催された。イベントには声優を務めた宮野真守(巽幸太郎役)、本渡楓(源さくら役)、田野アサミ(二階堂サキ役)、種田梨沙(水野愛役)、河瀬茉希(紺野純子役)、衣川里佳(ゆうぎり役)、田中美海(星川リリィ役)、三石琴乃(山田たえ役)が登壇し、“サガプロジェクト”の未来と本作の魅力をネタバレたっぷりに語った。また、MCは本作の大ファンである天津飯大郎が登壇し、自己紹介から大盛り上がりを見せた。

【写真】宮野真守も思わず笑顔!大盛りあがりの『ゾンサガ』舞台あいさつの様子

 本作の反響について、本渡は「実際に反響がものすごい!普段あまりアニメを見ない両親が観に行ってくれて、長文の感想の送ってくれました。SNSでも感想をいただいたり、佐賀県で行われた初日舞台あいさつでは、みなさんがもう泣いた状態で私たちを拍手で迎えてくださったりして皆さんの熱気がすごかったです」と喜びを語り、改めて本作が多くの人に届いていることへの感謝を述べた。

 本作の見どころのひとつが、涙なしには見られないフランシュシュ最後のライブシーン。キャラクターたちの想いが重なり合う歌唱パートについて、田中は「大画面だから迫力もすごいし、エンディングの『今を未来をありがとう』は私にとっては挑戦状みたいな感じだった」と新曲への心境を語り、種田は「実は録ってるときはどこで使われるんだろうって知らないところもあった」とレコーディングを振り返った。さらに本作で初歌唱となったたえについて衣川は「ちゃんと一人一人の声がわかるからこそたえちゃんの声が聞こえた瞬間、本当に鳥肌が立つくらいめちゃめちゃうれしかったですね」とたえと歌唱シーンへの感想を語った。

 続いてプロデューサーとしてライブを見守る幸太郎について、宮野は「幸太郎のフランシュシュを見守る目線にやっぱり僕もグッときちゃって…」と語り、自身も幸太郎と同じプロデューサー目線で観てしまうと告白。さらに「シリーズを通して、テレビアニメを見てたときもこいつら頑張っとるなーって、こんなに感情移入したアニメは初めてだったなと思います」とシリーズを通して積み重ねてきた想いをにじませた。

 さらに、幸太郎が感情をあらわにするシーンを演じた宮野は「気持ちが現れている、幸太郎が何を大事にしているのかがすごいよくわかるシーンで、あんなに取り乱して、なりふり構わず周りも見えずというシーンだと思うので、僕も全力でやりました」と、これまで謎に包まれていた“幸太郎のという男”の心情が描かれたことへの想いを明らかにした。

 そして話題は『ゾンビランドサガ』の未来について。これからの『ゾンビランドサガ』でしてみたいことを問われた本渡は、まだ8人ではかなえられてない「みんなで佐賀に行きたい!」と懇願し、田野は「武道館でライブをします!」とファンの前で宣言。続く河瀬は「宇宙にフランシュシュの音楽を流したフランシュシュ号を打ち上げる」とやりたいことの規模感も宇宙レベルに。三石は「ファーストゾンビィのアニメ化を希望します!」と力強く語った。それぞれが思い描く未来について語り、フランシュシュとしての新たな活動や、佐賀を飛び出した宇宙での話など、想像が尽きないトークに会場からも笑いや拍手が起こる一幕も見られた。さらに本作の大ファンである天津は本作の魅力を意気揚々と語り、思わず唸る場面も。興奮冷めやらぬ笑いと共感の拍手に包まれた。

 最後はこれから本作を鑑賞するファンへ向けてコメントが送られた。宮野は「この作品のすごいところは、すごくキャッチーだし賑やかでパロディしているけど、その中身の部分に制作人の愛情が注がれているんだなっていうところが、見えることだと思っています。今はまだ形をなさないかもしれない状況から緻密に設定して、最初から愛情を注いでいたからこそ、これだけおもしろいんだなという風に思います。その作品の持つ力があるから、ここまでこれたのは必然だったのかなと僕は思っています。それくらいおもしろいですし、僕は大好きな作品です。なのできっと今日言った未来の夢っていうのはきっとかなうと思います。なのでぜひみんな一緒にその未来を歩いていきましょう。これからも『ゾンビランドサガ』をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 本渡は「『ゾンビランドサガ』はオリジナルコンテンツとして、テレビアニメがスタートして、一番最初はいろんなものを伏せて隠してシークレットな状態で始まりましたよね。それが今や劇場版まで公開して、このメインメンバーも揃って皆様に直接感謝の気持ちを伝えることもできたのは、『ゾンビランドサガ』に愛を捧げてくださる皆さんがいるからだと間違いなく言うことができます。みんなすごい目標を立てましたので 一個一個かなえていきたい!いろんな形で応援していただければその未来はきっと来るのかな、私も信じて頑張っていこうと思います。これからもよろしくお願いいたします!」と意気込んだ。

 田野は「実は私も昨日、レイトショーで、こそりっと夜中の映画館に行ったら、結構夜でも皆さん埋まっていて。改めて観て、みんなどう思ってんだろうなと思ったら、終わった後にエンドロールが流れて、最後の最後、明かりがつくまで、誰一人席を立たずに映画館にいてくれたんですね。その姿を見たときに、最後の最後まで絶対見てやるんだっていう皆さんの愛をひしひしと感じて危うく終わってからありがとう!って言いそうになりました(笑)。本当に、本当にうれしかったです。年齢問わず、そして時間も問わず、そういうすべての時間とか、すべての性別とかも超えて、観に行こうって思ってもらえる『ゾンビランドサガ』に、サキとして出れていることが本当に幸せだなと、昨日の夜にもさらに思いました。本当にありがとうございました」と感謝。

 種田は「本当に未来につないでいきたいなという気持ちがみんなもありまして。もっともっと皆さんが観てくださったら、みんなで佐賀で舞台あいさつの夢がかなうかもしれないので、それまで夢見ていきたいなと思います。本当に日々を生き抜くために活力になる作品だなと思ってますので、皆さんがちょっと元気ないよとか、仕事で疲れちゃったなっていう日にレイトショーとかやってたら観に行ったりして、本当に日常の片隅に『ゾンビランドサガ』をこれからも住まわせてくれたらうれしいなと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いします」と期待を込めた。

 河瀬は「7年前アニメの第1期の1話が始まったときや自分がオーディションを受けたときから考えたら まさかこうやって劇場版の舞台あいさつができてるなんてそのときは思ってもみなかったなと思います。そんな未来をくれたのは本当に皆様のおかげだと思っております。まだまだ見に行きたい未来がございます!ぜひこれからもたくさん応援していただけたら私たちもいろんな未来をみんなと一緒に見に行けるんじゃないかなと思っております。これからもよろしくお願いします!」と尽きない希望を明かした。

 衣川は「宇宙人と戦うってなんだ!?この話は大丈夫なのか!?みたいな不安みたいなものも最初はあったんですけど、舞台あいさつを終えたとき皆さんの反応をみたら泣いてくださっていたり、プライベートで昨日映画を観に行ったんですけれど、そこでも皆さん泣いてくださって本当に素敵な作品ができたんだなってやっと安心することができました。私は佐賀県が本当に本当に大好きですのでこの映画を通じてもっともっと佐賀県をPRできていけたらなって思っておりますので今後とも皆さん私たちに力を貸してください!よろしくお願いします!」とうれしさをにじませた。

 田中は「本当に4年も皆さんのことお待たせしてしまいましたけど、そのお待たせした分の2時間をお届けできたんじゃないかなと思います。全部新規の映像で新曲もたくさんあって今までの曲も流れて本当に『ゾンビランドサガ』とフランシュシュが盛りだくさんに詰まったお話だったなと思うので、もしよかったらお友達とかご家族とかに勧めていただいて、SNSとかでもいっぱい感想をつぶやいてもらえればと思います!ぜひ未来につなげていきましょう!今日は本当にありがとうございました!」とアピール。

 三石は「はちゃめちゃでとんちきで、なんでもありの映画だったんですけど、お話の流れとか人に対する表現とかこの作品の根底にある”誠実さ”を私は感じています。その映画の中で、覚醒した山田たえとして活躍できてみんなと一緒に宇宙人と戦うことができてとっても楽しかったです。この時代に、この映画の中で、皆さんと山田たえが会えたということが本当に私は幸せです」と喜びを語った。

このニュースに関するつぶやき

  • 伝説の山田たえ( ゚д゚ )クワッ!!
    • イイネ!2
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