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西武は27日、田村伊知郎投手(31)元山飛優内野手(26)野村大樹内野手(25)の3人に戦力外通告を行った。
田村は16年ドラフト6位で入団。リリーフ右腕として通算150試合に登板。昨季からは背番号も「20」になり、さらなる活躍が期待されたが、今季は20試合で防御率3・58。本来の球威には欠けていた。
元山は24年シーズン途中にトレードでヤクルトから加入。ムードメーカーとして貴重な存在で、今季は開幕スタメンも勝ち取ったが、開幕から19打席連続無安打とチャンスを生かせず。49試合の出場にとどまった。
野村大は24年シーズンにソフトバンクから加入。育成投手との交換トレードは話題になった。移籍後は持ち前の打撃で一定の存在感は見せたものの、慢性的な腰の痛みに悩まされた。手術も済んだものの、来季契約は勝ち取れなかった。
3選手のコメントは以下の通り。
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▼田村 ライオンズでの9年間がここでひと区切りついたかな、という気持ちです。ライオンズに入団した時はたくさんの先輩がいて、プロの厳しさを教えてもらいましたし、プロフェッショナルな姿をたくさん見て、プロ野球選手になる上でたくさんのことを学びました。今年は苦しい1年でしたが、タオルを掲げてくれる方や、結果が出ない時でも応援してくださるファンの皆さまには本当に支えてもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです。
▼元山 プレーで貢献することができず、ベンチを温める日が多い中で、チームのためにできたことは元気に声出しをすることでした。移籍してきた自分を温かく迎え入れてくれたチームメートのみんなとは楽しい思い出しかありません。初のお立ち台も、初のサヨナラもライオンズだったので、打率は悪かったけどもインパクトは残せたかなと思います。試合に負けていても勝っていても、最後まで応援してくださるライオンズファンの皆さんは12球団イチだと思います。ありがとうございました。
▼野村大 今年は腰のけがで手術をして、1軍の戦力になれなかったので、チームに申し訳なく思っています。移籍して1年半、ライオンズのユニフォームを着てプレーできたことは幸せでした。移籍後すぐ、古巣ホークスとの試合で先制のホームランを打ったことは今でも忘れません。ライオンズファンの皆さんは、とても熱くすばらしいと思います。ありがとうございます。
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