ペットたちは人間の言葉を話さない。けれど、「あの子、絶対こう考えてるな......」と確信できる瞬間というのが、飼い主にはある。
猫と暮らす漫画家・イラストレーターのIn.S_そーい（X：In_s_soi、Instagram：in.s_soi）さんがある夜に目撃したのは、まさにそんな猫の行動だった。
「感情の動きが本当に人間みたいで...たまらなく愛おしくなったお話です...」
そんな呟きと共に投稿された漫画をご紹介する。
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作者：In.S_そーい（＠In_s_soi）さん
場面は、夜のまったり就寝タイム。
ベッドでスマホを見たり、本を読んでいる飼い主さんたちの横で、心地よさそうに眠る2匹の猫ちゃん。今回の主人公は、黒猫のくろもくん（7歳・オス）だ。
スヤスヤ寝てたのに、突然...
「すぴよ〜」と寝ていた彼が、突然目を覚ました。そして小さく「あんっ...」とひと鳴き。その様子に気づいたIn.S_そーいさんは「ん？どうした？」と声をかける。
くろもくんは「あん」「あん？」と鳴きながら、キョロキョロ。
In.S_そーいさんが「独り言？ めずらしいな...」と思っていると、くろもくんが勢いよく立ち上がる！ そして......。
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くろもくんは寝床を飛び出し、暗闇の中へと消えていってしまった。
遠くから響く鳴き声を聞きながら、「うんちかな...？ いや、さっきしたもんな...」と推理を巡らせる飼い主。そして「あっ そっか これは...！」とひらめく。
そしてそのうち、「あ〜ん」と鳴きながら戻ってきたくろもくん。何をしていたの？
寝室に舞い戻った猫がベッドに落としたのは...
くろもくんが口にくわえていたのは、羊のぬいぐるみ。
In.S_そーいさんはくろもくんがコレを探していると思っていたようで、「やっぱり〜！」
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と納得。つまり、あの独り言は「羊どこ？羊がいない...どこ？」とお友達を探していた声だったと判明したというわけで......。
その姿を思い出し「かわ...っ！？？」と悶絶する飼い主だった。
In.S_そーいさんが目撃したくろもくんの行動には、Xユーザーからは
「猫ちゃん♡」
「かわいい」
といった声が寄せられている。
ちなみに、In.S_そーいさんによると、くろもくんは見た目はクールだが非常にビビりで、飼い主だけにとても甘えん坊。
そして以前からぬいぐるみを連れ歩く習慣があったという。
ただ、くろもくんがお友達を探し始める瞬間を見たのは、初めてのこと。
「今回いつも以上に感情表現が人間のようで、愛おしさが爆発してしまいました」（In.S_そーいさん）
飼い主さんたちとゆったり眠る、幸せな時間。
大好きなお友達もひとりぼっちにしておかない、心優しいくろもくんだった。（ライター：Met）
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