「児童に一生分の傷」と謝罪＝盗撮共有グループの教諭を免職―名古屋市

　教員グループが女子児童らの盗撮動画などをＳＮＳで共有していた事件で、名古屋市教育委員会は３１日、性的姿態撮影処罰法違反罪などに問われた市立小教諭、森山勇二被告（４２）を懲戒免職とした。市教委の聞き取りに対し、「児童に一生分の傷を負わせてしまった」と述べ、謝罪したという。

　市教委は処分に先立ち、２０、２４両日に森山被告に聞き取りをした。３０日に懲戒免職を言い渡した際、同被告は「多くの子どもを傷つけた。信頼されるべき大人に裏切られる経験をさせてしまい、心からおわびする」などと話したという。