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メジャー挑戦を視野に入れる楽天辰己涼介外野手(28)が、米国のマネジメント会社「Premier Talent Sports&Entertainment」(プレミアタレントスポーツ&エンターテインメント、以下「PTSE社」)の代理人フィル・テラーノ氏と代理人兼弁護士のジョーン・ウェバー氏らと契約を結んだことが10月31日、分かった。
辰己がニューヨークに本社を置くPTSE社の代理人とエージェント契約を結んだ。同社はア・リーグ最多セーブに輝いたロイヤルズのカルロス・エステベス投手(32)らをサポートしている。今オフ、辰己はポスティングシステムによるメジャー挑戦を目指しているが、球団側は移籍を容認しない方針。ポスティング制度は球団の権利のため、辰己サイドは引き続き移籍希望を訴えていくものとみられる。
9月に出場選手登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。だが、海外FA権取得は最短で27年シーズンになる。
秋季練習初日となった10月11日に取材対応した際には「(球団と)交渉中って感じですね」と現状を説明した上で「今やれるのは鍛錬すること。申請期限もあると思うから、それまでに折り合いがつけば」と話していた。
米球界関係者は「市場に出ればメジャーの複数球団が獲得を強く希望する」との見解を示しているという。また、テラーノ氏、ウェバー氏に加えて特別顧問としてワクヤ・ヒノ氏とも契約を結んだもようだ。
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