「差が付きすぎている」の声も…蓮舫氏 盟友・辻元氏の“高市外交”批評が大好評…自身は批判が炎上の“明暗”

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2025年11月01日 11:10  web女性自身

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《高市総理のトランプ大統領への接し方について、様々な論評がなされている。高市総理を批判する投稿に対し、「男に媚びてきた」「女の敵は女」「ジェンダー議論の『代理戦争』」など様々な意見が相次いだ。どれもミスリードだと思う。検証すべきは「この局面、外交上どんな『ふるまい』が適切だったか」だ》



10月30日、Xでこう私見をつづったのは立憲民主党の辻元清美参院議員(65)。28日に高市早苗首相(64)が初めてトランプ米大統領(79)との首脳会談に臨んだが、高市氏の“親密外交”が批判を集めたことに、1000文字近い長文で言及した(以下、《》内はすべて原文ママ)。



高市氏は会談があった日の夕方、トランプ氏と一緒に大統領専用ヘリコプターで米海軍横須賀基地を訪問。基地に停泊していた原子力空母「ジョージ・ワシントン」で両首脳による演説が行われたが、トランプ氏が演説中に高市氏を呼び寄せた場面が物議を醸していたのだ。



「トランプ氏の演説中に“飛び入り参加”した高市氏は、壇上で紹介されると、表情を崩しながら拳を突き上げていました。さらにトランプ氏が“日本の株式市場は最高値を記録した”と述べた際には、サムズアップのポーズを披露。そのままトランプ氏から体を引き寄せられると、トランプ氏を見つめる仕草も見受けられました。続けてトランプ氏が“素晴らしい総理大臣で、私は非常に尊敬している”と紹介すると、高市氏は再び拳を高く掲げてぴょんぴょん飛び跳ねながらぐるりと一回り。



このほか、高市氏が会談後にトランプ氏と腕を組んで階段を下りる写真がメディアに掲載されたこともあり、ネットやSNSでは“威厳がない”“対等に見えない”などと否定的な声が上がっていたのです」(全国紙政治部記者)





■「考え抜いた末での選択であればこそ問題」辻元氏が呈した高市氏への疑問



そんな高市に対して、同じ保守派で知られるイタリアのメローニ首相(48)がトランプ氏との会談で冷静な態度をとっていた事例と比べる声も。さらには、女性であることを持ち出した性差別と捉えられかねない批判の声も散見されていた。



にわかに巻き起こった高市氏への批判だが、辻元氏はそうした風潮にXを通じて異論を呈したかたちだ。そのいっぽうで、高市氏には別の視点から疑問を抱いたようだ。



冒頭の文章に続けて、首相就任からわずか1週間でトランプ氏との信頼を築こうとした高市氏を労いつつ、《疑問だったのは、アメリカ=他国の空母に乗り込んで、まるでエキサイトしているかのように見せた高市総理の「ふるまい」だ》と指摘。



続けて《アメリカの原子力空母の上で、トランプさんを隣に気が緩む人がいたら逆にすごい》とし、《本人ではないので断定はできないけれど、高市総理にとってあれが「外交上の最適解」だったと考える方が自然だろう。つまり、考え抜いた末での選択であればこそ問題なのだと思う》と分析した。



また、今回の日米首脳会談が世界各国からも注目を集めていたことに触れ、《所信でも強い言葉で安全保障政策を語った高市総理の、米原子力空母上での「防衛力を抜本的に強化」宣言は、世界にどのようなメッセージを送ったのか》《「多角的な外交・安全保障」をうたう日本にとって、これが果たして「国益」のためによかったのかどうか疑問だ》とチクリ。



その上で、“本来あるべき姿”について、こう論じたのだ。



《外交の原則は、相手が大国であってもそうでなくても同じ。ホスピタリティの精神を持ちつつ、他国からも対等の関係に映るような姿勢を保つことだ》


《他国の空母の上での振る舞いは、世界にどういうメッセージを送るかを考えて、一挙一動、細心の注意を払うべき局面だと思う》



投稿の後半では《小泉防衛大臣が同じ「ふるまい」をしたらどうだろう》とも投げかけ、《「軽すぎる」「誤ったメッセージを送りかねない」と批判されても、「だから男は」とはならないし、批判の声が「男の嫉妬」ともならないだろう》と主張。最後は、《圧倒的に男性中心の仕事場に長くいて、「女の敵は女」「だから女は」的なレッテルが、女性・男性を問わず健全な議論を封じる場面を見てきた。外交と安全保障のリアルこそ議論しなくては》と締めくくっていた。





■「差が付きすぎ」高市氏への批判で辻元氏と比較されてしまった盟友・蓮舫氏



高市氏のトランプ氏に対する“ハイテンションな振舞い”は、国のトップリーダーとして本当に相応しいものであったかどうか――。性差別的な批判を一刀両断し、外交や安全保障の本質に切り込むような辻元の論評に、Xやネットでは支持する声が続々。さらには、同じ立憲民主党の“ある議員”と比較する声も……。



《辻元さんと明暗くっきりになってきたな。貫目に差が付きすぎている。もう、追いつけまいよ》
《全部が全部同意じゃないけどちょっと見直した。「女性」を前面に批判してる人達こそガラスの天井を作ってる人達だって友達の蓮舫さんに教えてあげて!!》
《高市総裁就任時は「お祝いツイート」もあり、少なくとも現在の辻元清美氏はまともな政治家なのでは?少なくとも福島瑞穂や蓮舫と一緒にしてはならぬ》



このように、今年7月の参院選比例代表で当選し、1年ぶりに国政復帰を果たした蓮舫参院議員(57)の名前を挙げる人も。というのも、蓮舫氏は29日に更新したXで、高市氏批判ともとれる呟きを次のようにしていたのだ。



《肩に腕を回されなくても。笑顔を振り向かなくても。飛び跳ねなくても。腕を組まなくても。冷静な会談はできたのではないかな、と見えます。とても残念です。「演出」ではなく「信頼」で成り立つ政治を求めていきたいと思っています》



ところが、“嫉妬しているのか”“また噛みついている”といった批判が寄せられてしまい、瞬く間に炎上する事態に。同じ党内でも、“的を射ている”と賛辞を浴びた辻元氏とは歴然とした差がついてしまったようだ。



「蓮舫氏は投稿のなかで具体的な実名は挙げていませんでしたが、タイミングや文面から見て高市氏のトランプ氏に対する振舞いを批判したものと思われます。ただ、高市氏の振舞いを批判するにしても、説明足らずだったのは否めないでしょう。批判的な言葉を断片的に並べるにとどまり、“首相が外交を行う上で何が・どのように問題だったか”は詳しく論じられていませんでした。そのため、政治家には相応しくない感情的な投稿に捉えられてしまい、炎上してしまったように思います。



蓮舫氏もXのアカウントに、辻元氏と同じ政府関係者を表すグレーバッヂが付されているので、140文字以上投稿できるはずです。辻元氏は高市さんが首相就任した日も長文で所感をつづっていましたが、蓮舫氏は短い文章の投稿が目立ちました。長文をつづることが大事というわけではありませんが、野党の立場として首相の外交対応を批判するのであれば、もう少し丁寧に論じてもよいのではないでしょうか。蓮舫氏も辻元氏と同じことを伝えたかったのかもしれませんが、残念ながらさほど支持は得られていませんでした。蓮舫氏と辻元氏は盟友関係にありますが、今回の件で辻元氏の方が抜きんでている印象が強まったことでしょう」(WEBメディア記者)



そんな蓮舫氏だが、“世界の真ん中で咲き誇る日本外交”を掲げている高市氏を冷静に注視していけるだろうか。

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このニュースに関するつぶやき

  • 蓮舫も辻本も政治家としては下の下だね。ヒステリーと反日しか出来ない奴はとっとと進路を変えるべきだよ。
    • イイネ!11
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