経済学で役立つ政策を=旭日大綬章の竹中慶大名誉教授

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2025年11月03日 20:02  時事通信社

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インタビューに答える竹中平蔵慶応大名誉教授=東京都千代田区
 旭日大綬章を受章した慶応大学の竹中平蔵名誉教授(74)はインタビューに応じ、「学者と政治家の両方を経験する機会を与えてもらった」と述べ、周囲の支えに感謝した。経済学者ながら、小泉政権で郵政民営化担当相や総務相などを歴任。「経済学を使い役立つ政策を考える」との姿勢は今も変わらない。

 和歌山県出身。1973年に日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行後、米ハーバード大などで研究活動を重ねた。2001年、小泉政権の発足で経済財政担当相として入閣。不良債権処理や、郵政民営化など「聖域なき構造改革」に取り組んだ。低迷が続いていた日本経済には「供給側を強くする政策が必要だった」と振り返る。

 高市政権の課題である物価高対策に有効な実質賃金の上昇は「生産性が上がって初めて実現する」と指摘。生産性向上のため、労働市場改革など「制度を変えないといけない」と訴えた。 

インタビューに答える竹中平蔵慶応大名誉教授=東京都千代田区
インタビューに答える竹中平蔵慶応大名誉教授=東京都千代田区

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  • 売国三昧の私利私欲の追及で文化勲章貰える国でエエのかエエのんかw?
    • イイネ!1
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