【アメフト】関学大7大会連続V QB星野太吾「感謝」立命大との無敗対決制す/関西学生リーグ

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2025年11月09日 18:29  日刊スポーツ

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取材に応じる関学大QB星野太吾(撮影・竹本穂乃加)

<関西学生アメフト:関学大24−3立命大>◇最終節最終日◇9日◇大阪・万博記念競技場◇2試合



関学大が立命大との無敗対決を制し、7大会連続62度目の優勝を飾った。


関大と引き分けて5勝1分けで臨んだ大一番。昨季はともに6勝1敗として、同率優勝となった相手は6戦全勝と先行していたが、執念を見せて今季無敗でリーグを終えた。


雨が降りしきる中、関西王者の座を懸けた一戦は決着した。前半は膠着(こうちゃく)状態が続く中、終了間際に関学大の大西悠太(4年)がFGを成功。3点リードで迎えた後半には、QB星野太吾(2年)が連続でパスを通すなどして相手陣でのプレーを続け、星野太自ら2TD。RB永井秀(2年)も36ヤードの独走TDを獲得し、納得の内容で最終節を締めくくった。


10月13日に行われた関大戦では17−17と引き分け、優勝には立命大戦での勝利が必須だった。


星野太は「『自分がやってやろう』という気持ちばかりじゃなくて、周りを信じた結果がこの結果に繫がった。素直にうれしい気持ちと、周りへの感謝の気持ちがある」。2年生ながら先発として仕事を全うし、喜びをかみしめた。


星野太の目標は、兄で同じQBのポジションを争ってきた秀太(4年)と、全日本大学選手権決勝となる「甲子園ボウル」に出場し、日本一をとること。


「小学校から一緒にずっと同じチームでやってきたけど、同じところで日本一になったことがない。兄もスタメンで出たい気持ちがある中で、僕に1枚目を任せてくれている。あともう少しで引退すると考えたら、甲子園ボウルの舞台に立ちたい、日本一になりたいと改めて思った」


昨季は全日本大学選手権準決勝で法大に敗れ、9年ぶりに甲子園ボウル出場を逃した。昨季の悔しさを知る星野兄弟が、再び常勝軍団に押し上げる。


関学大はリーグ1位で全日本大学選手権へ進出。立命大は2位。4勝1敗2分けの関大は、3位で進む。

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