「存在します」玉木代表の“2日前通告ルール”主張にかみつき続ける立憲議員、両者の“落ち度”に呆れ声

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2025年11月12日 16:40  週刊女性PRIME

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国民民主党・玉木雄一郎代表(2024年11月)

 自民党・高市早苗首相の午前3時の勉強会が波紋を広げ、各所で働き方について、議論が行われている。

玉木氏が主張する「2日前通告ルール」

「高市さんは7日に開かれた衆院予算委員会に寄せられた質問への回答ができておらず、仕方なく午前3時に出勤したと説明。この説明を受けて、各党からの質問事前通告に遅れがあったのではないかという指摘が挙がっている状況です。

 質問事前通告は、“2日前の正午まで”というルールがSNS上で広まりましたが、枝野幸男衆院予算委員長によると、今回の予算委員会は、開催の2日前に質疑時間や与野党間の配分比率、持ち時間などが事実上決まり、正式決定は6日だったといいます。今回のケースでいうと、野党の質問通告が遅れてしまったのは、仕方がない部分はあったと思います」(全国紙政治部記者、以下同)

 この“質問通告”に関して、国民民主党の玉木雄一郎代表は、『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に主演した際、「(国民民主党は)『2日前』を守っています」と発言している。

「番組内で玉木さんは5日に行われた代表質問に関しても、2日前を守っていると語りました。問題なのは、予算委員会の詳細等が決まったのが直前すぎたことなのでは」

 玉木代表は自身のXでも、国民民主党が「2日前ルールを守っている」とした記事を引用する形で《代表質問も2日前通告ルールを守って質問しました。土日休日が入っていたので水曜日の質問でしたが前の週の金曜日に通告しました》と投稿。

玉木代表に絡み続ける立憲議員

 これに立憲民主党に所属する山岸一生氏が、

《玉木さんのおっしゃる「2日前通告ルール」とは実在するのでしょうか。また、早くからセッティングされていた「代表質問」と、開催2日前にセッティングされた「予算委員会」とを混同するのは「意図的なミスリード」ではないでしょうか》

 などと反応したのだが、思わぬ事態になっているという。

「玉木さんは、“2日前通告ルール”は実在すると主張したうえで、このルールを守っていると記しました。さらに、立憲民主党のホームページ上にも、《「前々日など適切な日時までに」と明記しているはず》と投稿。この玉木さんの投稿を受けて、“自分の党のルールさえ知らないのか”と山岸さんに批判が寄せられる事態になっています」(前出・全国紙政治部記者、以下同)

 この返信に対し、山岸氏がさらに反応。

「山岸さんは、玉木さんが引用した記事内に記載のある、2日前に通告する“与野党の申し合わせ”の存在を前提にしていたと主張し、玉木さんの回答は、存在しない“与野党の申し合わせ”を“各党の内規”にすり替えている、と反論しました。

 この『2日前ルール』は2014年に変更があり、“期限は設けず、できるだけ早く提出する”ということになっているので、現状『2日前ルール』は存在しておりません。ただ、党の内規で2日前に提出することをルールとしているところもあります。玉木さんはそこを誤認していたのかもしれませんね」

 その後、玉木代表は11日の会見で“与野党の申し合わせが上書きされていることを知らなかった”と発言。

「たしかに山岸さんのいうように、その点は玉木さんに落ち度があると思いますが、その後、山岸さんは何度も玉木さんに絡む姿勢を見せています。相手のミスを指摘し、悦に浸っている場合でしょうか。

 実際、SNS上では揚げ足取りを続ける山岸さんの態度に対し、“ただ文句言いたいだけに感じる”などの意見も上がっています。どうしたら国会の議論が円滑に進むのか、そこを考えてもらいたいですね」

 国民のために建設的な議論を行ってもらいたいものだ。 

このニュースに関するつぶやき

  • まず先に「申し訳ない」「ごめんなさい」言えない党だからね〜…立憲って。
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