来場者が観戦ルール違反に当たる行為が発覚 RB大宮アルディージャは27日、来場者の観戦ルール違反を報告した。
クラブによると、問題の行為は11月23日に行われた明治安田J2リーグ第37節の徳島ヴォルティス戦で発生。来場者がピッチに向けて中指を立てる違反行為をおこなったとのことだ。
この行為は、RB大宮アルディージャ試合運営管理規程第4条2-(2)差別的、侮辱的な内容、表現に該当するとのこと。目撃情報とともに、当日の映像の精査を行い当事者の特定に動いているという。なお、クラブは試合管理規程に基づいた厳正な処分を決定するとのことだ。
RB大宮アルディージャは声明を発表し、改めて観戦ルールの順守を求めている。
「2025明治安田J2リーグ第37節・徳島ヴォルティス戦[11月23日(日祝)14:00キックオフ@NACK5スタジアム大宮]において、来場者における観戦ルールに違反する行為を確認しました」
「本件はJリーグならびにRB大宮アルディージャ試合運営管理規程に抵触する行為であり、当日の映像の精査に加え、事象を目撃した方々から寄せられた情報も踏まえて事実関係の確認を行い、当該行為を行った人物の特定を進めております。当事者が特定でき次第、試合管理規程に基づいた厳正な処分を決定します」
「スタジアムにご来場の皆さまにおかれましても、リスペクトの精神を持った行動・言動を心掛けていただくとともに、ご来場の皆さまが安心・安全に観戦できるスタジアム運営の実現に向けて、観戦ルールの順守をお願いします」
RB大宮アルディージャは、J3から昇格した1年目。チームは序盤から快進撃を見せて上位を争い、J1昇格も見えていた中で、徳島戦では1ー2で逆転負け。チームのJ1自動昇格は潰えたが、昇格プレーオフ進出を懸けて最終節はアウェイでレノファ山口FCと対戦する。
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