限定公開( 7 )

大阪府和泉市教育委員会は28日、勤務時間中に給食調理用の日本酒を繰り返し飲んでいたとして、市立小学校の給食調理員の男性(60)を懲戒免職処分にした。
市教委によると、男性は9月からほぼ毎日のように、校内の調理室で早朝の時間帯や調理業務終了後、日本酒をコーヒーカップに3分の1ほど入れて飲んだという。日本酒はパック入りで、調味料や肉のにおい消しのため保管庫に置いていた。
校長らが男性の話し方に疑いを持ち、調査していた。飲酒後に調理していたケースもあったが、給食の品質に問題はなかった。男性は勤続40年で、長年、小中学校の調理を担当してきた。聞き取りに対し「魔が差した。申し訳ないことをした」と話しているという。
市教委は「学校給食に関する信頼を損ない、心よりおわびする」とコメントした。【中村宰和】
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。