画像提供:マイナビニュースTENTIAL(テンシャル)は、今年のクリスマスギフトに関する意識調査の結果を発表。調査は2025年11月に、3年以上連れ添う⼤切な⼈(夫婦‧事実婚‧同棲‧パートナーなど)がいる全国の26〜59歳の男女400名を対象に行われた。
はじめに、大切な人が日頃「疲れている」と感じるか尋ねると、「非常に感じる」(33.5%)という回答と「やや感じる」(66.5%)という回答を合わせると、100%がパートナーに対して何らかの「疲れ」を感じ取っているという結果に。
昨今の共働き世帯の増加や働き方の変化に伴い、多くのパートナー間で「疲労」が日常的な課題となっている。
さらに大切な人の不調として具体的に気になる点を質問したところ、「ストレス」が57.3%で最多となり、次いで「睡眠不足」(44.0%)、「倦怠感」(39.5%)が続いた。 精神的なストレスが過半数を占める一方で、約半数近くが身体的な「睡眠不足」を懸念していることがわかった。十分な睡眠が取れていないことが、3位の「倦怠感」を引き起こす要因の一つになっているとも推察される。
大切な人の「疲れ」や「不調」に対し、気遣いや癒やしを届けたいかという問いには、「非常にそう思う」(43.5%)、「ややそう思う」(51.0%)という回答が94.5%を占めた。「大切な人を労ってあげたい」という強い意向が現れており、パートナーの不調をただ見守るだけでなく、何らかの形でサポートしたいという優しさが数値に表れる結果となった。
また、今年のクリスマスギフトの志向性について質問したところ、「非日常感を演出する煌びやかなギフト」が22.5%だったのに対し、「実用性の高い労わりギフト」は45.0%と、2倍の支持を集めた。
「労わりギフト」を選んだ理由については、51.7%が「健康でいてほしいと純粋に思うから」と回答。次いで「大切な人が疲れている様子だから」(38.3%)、「見栄えより実用的なものを贈りたい」(31.1%)が続いた。
一方、ギフトを受け取る側の視点においても、「実用性の高い労わりギフト」(37.8%)が、定番の「煌びやかなギフト」(29.0%)や「体験ギフト」(29.5%)を抑え、堂々の1位となった。 この結果により、贈る側ともらう側のニーズが完全に一致していることが証明された。
「労わりギフト」を嬉しいと感じる最大の理由は、50.3%が「体を気遣ってくれる気持ちそのものが嬉しい」と回答。過半数が、モノの価値以上に、そこに込められた「労りの気持ち」に喜びを感じていることがわかった。(安藤美耶)