限定公開( 1 )

手作りのあたたかそうなラグ……。なんと自宅にいるという生産者の姿がThreadsに投稿されると、「リアルふわぁふわぁっ」「地産地消……?」と話題になり、記事執筆時点で3万5000回表示、3300件を超えるいいねを集めています。
話題になっているのはThreadsユーザーの「ひつじ」(@meimeimoumou)さんが投稿した写真です。
写っているのはフローリングのリビング。ソファの前にはあたたかそうなラグが敷かれています。白いふわふわのラグは厚みもあり触り心地も良さそう。ソファに座って足をのせれば、とっても幸せな気持ちになりそうです。しかし驚くのはここから。なんとこのふわふわラグの“生産者”が自宅にいるというのです。どういうことなのか早速見てみましょう。
なんと生産者は投稿主さんの自宅の庭にいました。そう、ラグの生産者は羊だったのでした。2匹の羊たちは庭でのんびりと芝を食べていて、とても自宅の窓から見える光景とは思えないほどほのぼのとしています。
|
|
|
|
毎年投稿主さんが羊たちの毛刈りをし、刈った毛を洗って紡ぎラグやカーディガンにしているといいます。2匹分の毛が取れるのでせっせと紡いでいるそうですよ。どおりで、リビングには糸車が。
投稿主さんによると毛刈りした毛は1枚の毛皮のように緩くつながってるそうです。毛の根本部分をフェルト化させることで“なんちゃってムートン”のようになるといいます。
Threadsユーザーから「以前動物園で毛刈りした羊さんの毛をもらったんですが、想像以上にオイリー」だったという声が届くと、投稿主さんは「脂自体は実はお湯につけ置くだけで簡単に取れるのでそこまで大変ではなかったです! フェルト化させ縮絨させるのが結構手間かかりました」と毛の処理の仕方も教えてくれました。
投稿主さんは家を建てる際「羊を眺めながら生活できる家にしたいです」と希望して設計してもらったのだとか。リビングでゆっくりと寛ぎながら、庭で草を食んだり好きなことをする羊を眺めることができ「豪邸でもなければ好立地でもないけど、個人的には最高のお家です」と大満足の様子です。
投稿主さんは羊を飼うことについて「猫みたいにトイレの躾も要らなければ犬みたいに散歩の必要もないし、毎日のお世話といえば餌水をあげることだけ」と飼育自体は難しくないといいます。しかし「飼育する上で1番困難なのが餌(牧草)の入手先と反芻動物を診られる獣医を見つけること」「犬猫などの単胃動物と比べ反芻動物ってのは生態が結構特殊だったりして、その辺を理解するため多少勉強が必要」「ペットのつもりで飼っても法的には家畜だから必ず届出がいる」と気軽に飼うことをお勧めできない理由も説明してくれました。
|
|
|
|
投稿主さんと夫は反芻動物に関しての知識や、餌や薬の入手先、獣医師とのつながりもあるという恵まれた環境だったため、羊とのんびり暮らせているのだといいます。命を預かるということはそう簡単なことではありませんよね。
自宅の庭にいる羊から刈った毛で作ったラグにコメント欄では「リアルふわぁふわぁっ」「生産者の顔が常に見れていいですね」「二度見しました(笑)」「刈られてる姿、可愛いです。天然のもこもこ、暖かそう」「自家製ラグ、とってもいいですね」「素敵〜! おうち綺麗〜! からの、ん?? ん!!!? でした。 地産地消……?」「なんて素敵な生活!!!」「びっくり! もしかして紡いで編み物とかも?」とうらやむ声が寄せられています。
投稿主さんのThreadsでは他にも羊と編み物を中心に投稿中。植物と庭について投稿するアカウント(@momoetlala)も運営しています。またInstagram(@meimeimoumou)でも羊と暮らす日々を公開中です。
画像提供:「ひつじ」(@meimeimoumou)さん
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。

動画の倍速視聴、本当に効率的?(写真:ITmedia NEWS)99

動画の倍速視聴、本当に効率的?(写真:ITmedia NEWS)99