ヘンリー王子とメーガン妃 メーガン妃は先に公開された雑誌のインタビューで、ヘンリー王子について「大胆で誠実に私を愛してくれる」「子どものような好奇心と遊び心に強く惹かれた」とノロケて、夫婦円満をアピール。10月には夫婦でドジャースの帽子をかぶって野球観戦し、一部からひんしゅくを買いつつも、観客席で仲睦まじい様子を披露していた。そんな幸せそうなヘンリー王子夫妻だが、2人の結婚に反対していた英王室メンバーがいたことが明らかになった。
◆世界中で誰よりも私を愛してくれる
メーガン妃は11月19日(現地時間)に公開された米ハーパーズ・バザー誌に登場。すっぴんのようなナチュラルなスタイルで表紙を飾った。同誌とのインタビューでは、ヘンリー王子との結婚や子育てについて次のように語っている。
「彼は大胆で誠実に私を愛してくれます。彼は私が見ないメディアにも触れていますから、違った視点を持っているんです」
「世界中で誰よりも私を愛してくれる人ですから、いつも私を守ってくれると確信しています」
続けて、「ヘンリーには子どものような好奇心と遊び心があって、それに私はとても惹かれました。彼はそれを私の中にも引き出してくれましたし、それは私たちの人生のあらゆる場面に広がっています。仕事でも、遊び心を持って楽しみ、探求し、創造的でありたいと思っています」と述べ、夫への深い信頼と愛情を示した。
◆“私らしさ”が失われてしまう
さらに、子育てや自身の生き方についても言及。
「子どもたちと砂場で遊ぶことも、ファッションショーの最前列で楽しむことも、どちらも私にとって大切です。外からの評価に左右されてしまうと、自分らしさを失ってしまいます」
「子どもの学校の持ち寄り会でも、友人の出産祝いの準備でも、仕事でも、私は同じように誠実に向き合うようにしています。それが私のスタイルです」
アーチー王子とリリベット王女を育てながら、自分らしい生き方を貫くメーガン妃。その言葉からは、家庭と仕事を両立しながらも、“自分らしさ”を大切にする強い意志が感じられる。
◆「頭頂部あたりの髪がだいぶ薄くなって……」王子の言い訳が話題
不仲説や離婚危機説がたびたび飛び交っているヘンリー王子夫妻。最近は別行動が多いともいわれているが、10月28日にはワールドシリーズのドジャース対ブルージェイズ戦をそろって観戦。その際、2人でドジャースの帽子をかぶっている姿がキャッチされちょっとした騒動に。
というのも、ブルージェイズ・トロントはカナダに本拠地があるチームで、カナダはイギリス連邦の加盟国。ヘンリー王子の父チャールズ国王はカナダの国家元首になるため、王子自身も同国と深いつながりがある。にもかかわらず、「ドジャース帽をかぶるとは何事だ」という不満の声があがったのだ。
そんなヘンリー王子は11月6日、カナダの放送局CTVニュースのインタビューに応じ、「まずは、カナダの皆さんにお詫びします」と謝罪。「ドジャースのオーナーから招待されたので、礼儀としてドジャースの帽子をかぶっていた。選択の余地はありませんでした」と釈明した。
さらに、インタビュー中にブルージェイズの帽子を取り出し、「これからはずっとこれをかぶります」と宣言。「頭頂部あたりの髪がだいぶ薄くなってきたので、照明があたると、その辺にある帽子をかぶってしまうんです」と冗談も飛ばしていた。
◆祖父から“厳しい忠告”を受けていた
11月下旬には、アーチー王子、リリベット王女とともに感謝祭のボランティアに参加したヘンリー王子夫妻。絵に描いたような幸せな家族の光景だが、かつて2人の交際や結婚に反対していた英王室メンバーがいたようだ。
英タブロイド紙『デイリー・メール』によると、その人物とはヘンリー王子の祖父である故フィリップ殿下。
王室伝記作家アンドリュー・ロウニーが著書『Entitled』のなかで、「フィリップ殿下は最初から2人の交際に良い顔をしていなかった」と記しているという。2017年の婚約後には、ヘンリー王子に対し、「女優とはデートはするものだ。結婚するものではない」と厳しく忠告していたそうだ。
同紙はまた、王室作家イングリッド・シーワードの著書『My Mother and I, Philip』(2024年)に書かれたエピソードを紹介。2人の交際が発覚し、祝福ムードが漂うなか、フィリップ殿下は孫の恋人を「警戒していたごく数少ない一人」であったとしている。
エリザベス女王との結婚で、生まれ故郷の市民権、海軍でのキャリア、元の名字さえも手放したとされるフィリップ殿下。2021年に亡くなるまで、自身が影の存在となって女王を支えてきただけに、王室の一員として役割を果たそうとしないメーガン妃のことを理解できなかった。シーワードはそう指摘し、こう綴っている。
「メーガン妃はなぜ、自己主張することばかりを考える代わりに、ヘンリー王子を支え、助けようとしなかったのか。フィリップ殿下はただ、それが理解できなかったのです」
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>