【フィギュア】坂本花織は総合3位　SPでジャンプ1本分が0点…大きな痛手に

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）ファイナル＞◇6日◇愛知・IGアリーナ◇女子フリー

ショートプログラム（SP）5位の坂本花織（25＝シスメックス）は総合3位となった。

SPでは冒頭の3回転ルッツが2回転となり、得点が無効に。ほか2本のジャンプは決めたものの、ジャンプ1本分が0点となり大きな痛手となった。

22年から世界選手権3連覇を果たした元世界女王だが、GPファイナルは過去出場4度中優勝は1度。今大会も首位の千葉百音（木下グループ）と7・87点差と出遅れ、演技後には「何が起こったのか分からなくて」と涙を浮かべていた。

現役ラストシーズン。自身の武器を磨き上げ、来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表が懸かる全日本選手権（19〜21日、東京・代々木第一体育館）へ備える。