
人のマンションの前まで来て、ヒステリックに騒ぐ義母の様子には正直引いてしまいました。
私は言いたいことを言うと、義母に背を向けてマンションの中に入ります。義母が言葉を失って、立ち尽くしている気配を感じていました。
家に帰り、私は義母が来ていたことを夫に話しました。気にしないように努めている様子でしたが、夫の表情はどこか浮かない様子でした。ヒステリックでわがままな母とはいえ、自分にとっては唯一の母。やはり心配してしまうのでしょう。
夫の様子を見て、義両親との縁を切るのはやりすぎだったかもと、心が揺れるのでした。そのような思いを抱えたまま、1週間ほど過ぎたところで……。
義父からの電話を受けた夫が、驚いた声を上げていました。電話を切った夫に尋ねると、夫は思い詰めた顔をしていました。
|
|
|
|
家に帰ってくると、マンションの植え込みの後ろに誰かがいるのに気付きました。よく見ると、それは義母でした。
そして夫が縁を切ると言い出したのは、私のせいだと責めてきたのです。私は呆れつつも言い返します。縁を切ると決めたのは夫だし、もうあなたとは関係ない。うちに来るのはやめてくれと。私は言いたいことを言ってその場を後にし、義母は呆然としているようでした。
1週間後、義父から電話があります。義母がずっと寝込んだままなので、会いに来てほしいと……。夫は「行かない」と言っていますが、どうするべきなのか悩みます。
原案・ママスタ 脚本・ササミネ 作画・梅蔵うめ 編集・海田あと
|
|
|
|
