

「うちの子たちが怖がってる」と言ったら、「子どもの気持ちを尊重してあげて」と言われてしまいました。そういう話じゃありません。私はサオリさん抜きで集まろうと言ったのです。まさか私抜きで遊べばいいっていう結論になるなんて……?



あまりのことに絶句しているとやがて電話は切れました。次に電話をしたユキナさんも、思いのほか塩対応でした。みんな私のことが嫌いだったの……? こうして私の一言をきっかけに、あっという間にママ友グループは崩壊したのでした。

私はいつもニコニコしていて人の悪口なんて言ったことがないし、好かれている自信がありました。ママ友グループの3人は子どもが大きくなってもずっと友だちだと信じて疑いませんでした。持ちつ持たれつの関係だから、ちょっとしたことを頼るのも当たり前。そうして続いていくものだと思っていたのです。
それなのに、みんな離れていった……。私は仲間外れにされたのです。きっとサオリさんが先になにか手を打って、レイカさんやユキナさんを自分の味方につけていたのでしょう。私はママ友という存在はもう信用しません。こんなに傷つけられるくらいなら、もうママ友は作らないと心に決めています。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
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