
中国外務省が日本への渡航自粛を呼びかけてから14日で1か月です。中国の航空会社が日本と中国を結ぶ便を運休にする影響で、航空券の「強制キャンセル」が相次いでいます。
【写真を見る】中国人留学生「政治的な関係を市民の往来に持ち込むべきではない」日本への渡航自粛呼びかけから1か月 航空券の「強制キャンセル」相次ぐ
記者
「日本行きの航空便のチェックイン手続きが行われています。多くの人が並んでいます」
けさの北京首都空港。いつもと変わらず、日系航空会社のカウンターは混雑していました。
中国外務省はきのう、地震を理由に改めて渡航を控えるよう呼びかけていて、渡航自粛を徹底させる狙いがあるものとみられます。
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日本へ向かう中国人
「もちろん心配です。自然災害や世論、政策の面が心配です」
「そんなに心配していません」
こうしたなか、中国の航空会社が日本と中国を結ぶ航空便を相次いで運休にしている影響で、航空券が強制的にキャンセルになる事例が相次いでいます。
こちらの男性も急に航空券がキャンセルになったといいます。
航空券を強制キャンセルされた中国人留学生
「影響は大きいと思います。多くの人がホテルや航空券、スケジュールの変更を余儀なくされ、コストがかかっています。政治的な関係を市民の往来に持ち込むべきではないと思います」
中国側の日本に対する対抗措置は、中国の人たちの生活にも影響を及ぼしています。
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