
ヘルシーなのにボリュームたっぷりで大満足「厚揚げの簡単あんかけ風」作ってみた!
ボリュームのあるおかずを簡単に作りたいときに活躍する厚揚げ。油で揚げてあるぶん、豆腐よりコクがあり、食べ応えのある副菜が作れるので、活用している方も多いのではないでしょうか。
今回は、なめこと小松菜を使ったあんかけ風レシピを作ってみました。とろみのある熱々のあんがたっぷりで、寒い日にぴったりのおかずです。材料は野菜と厚揚げだけなのでヘルシーですが、ボリュームがたっぷりありますよ。
片栗粉なしでも煮汁がとろ〜り
1. まずは厚揚げの油抜きをします。鍋にお湯を沸かして厚揚げを茹でると、余分な油が落ちて、出汁の風味がしっかりと生かされるそう。
油抜きした後は水気を切って、一口大に切っておきます。なめこは洗って水を切り、小松菜は軸を切り落として3cmほどの幅に切っておきましょう。
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2. 鍋に醤油などの調味料を入れ、厚揚げとなめこを加えます。
3. 小松菜を茎→葉の順に入れたら、アルミホイルで落し蓋をして中火にかけましょう。
4. 時々アルミホイルを外して、具材全体に味が行き渡るように混ぜつつ、10分経ったら落とし蓋を外し、煮詰めます。煮汁が半分ぐらいまで減ったら火を止めて完成です。
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厚揚げの食べ応えが◎
なめこのとろみを生かすことで、片栗粉なしでもしっかりとあんかけのとろみがついています。さっそく食べてみましょう。
お出汁が染み込んだ厚揚げは、ふくよかな味わい。小松菜となめこのあんがよく絡んでおいしいです。
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シャキシャキ感の残る小松菜は苦みがなく、出汁の味わいによく馴染んでいます。
出汁の効いた和風の味わいで、ご飯とも相性抜群。とろみがあるおかげで冷めにくく、最後まで温かいまま楽しめました。
厚揚げの油抜きは丁寧に
実際に作ってみて感じたポイントは、厚揚げの油抜きをしっかりとすることで、食感がふわふわになり、出汁の風味がよくしみ込むということです。
お湯を沸かして煮立てるのは多少手間を感じることもありそうですが、手をかけただけのリターンが仕上がりの味わいにあらわれます。ここはぜひ、丁寧に下ごしらえをしてみてくださいね。
煮汁まで味わいつくしたい一品
和風のだしがきいている味付けが本当においしくて、具を食べたあとの煮汁も残さず味わいたくなるひと皿でした。和のメインおかずとの相性はとてもよいと思います。
厚揚げを使った冬にぴったりの副菜レシピを作りたい方は、ぜひこちらを試してみてください。
(TEXT:菱路子)

