間食 仕事中や作業の合間、気づけば何か口に入れてしまう“間食”。我慢しようとすればするほどストレスになり、結局あとで食べすぎてしまう…そんな経験は少なくない。間食そのものが悪いのではなく、問題は「選び方」。どうせ食べるなら、罪悪感が残りにくく、満足感が続くものを選ぶほうが賢い。ここでは、間食と無理なく付き合うための考え方と、日常に取り入れやすいアイテムを紹介する。
【写真】「空腹をごまかさない間食」たんぱく質で“ちゃんと満たす”のが正解だった■罪悪感を最小限にする間食アイデア
一番のNGは「我慢→反動で食べすぎ」ること。毎日OKな“定番間食”を決めておく、「今日はこれだけ」と最初に量を決めるなど、最初から食べてもいい前提で選べば、間食は失敗しにくい。個包装やカップ入りになっているものがおすすめだ。食べたあとに自分を責めないことも、間食と長くうまく付き合うコツになる。
●「空腹を止める」系を選ぶ
ただ甘いものをつまむより、たんぱく質や脂質が少し入っているもののほうが満足感が続きやすい。
・魚肉ソーセージ(1本ずつで量が決まっている) など
●「噛む回数」を稼ぐ
噛むことで満腹中枢が刺激され、「ちゃんと食べた感」が出る。少量でも満足しやすく、食べすぎ防止につながる。
・ナッツ(素焼き・無塩)
・ビーフジャーキー など
●甘いものは「質」で選ぶ
甘いもの=悪とはせず、カカオ量や素材を重視することで、少量でも満足しやすくなる。
・ハイカカオチョコ(70%以上)
・胡麻どうふ など
●「低カロリー」を選ぶ
本当にお腹が空いていない場合は、“何か口に入れたい”欲求だけを満たす選択肢で十分。
・野菜チップス(ノンフライ) など
■マルハニチロ おはだのごちそう D-HADA 120g×10個
魚由来のたんぱく質を手軽に補給できる、カップタイプの魚肉ソーセージ。1個あたりの量が決まっているため、食べすぎを防ぎやすく、仕事中の間食にも取り入れやすい。しっとりとした食感で食べやすく、小腹が空いたときでも「ちゃんと食べた」という満足感が得られるのが特徴だ。甘いおやつに頼りがちな人の、間食の置き換えにも向いている。冷蔵庫に常備しておけば、迷わず選べる“定番間食”として活躍する。
●おすすめポイント
・たんぱく質補給ができ、腹持ちがよい
・カップ入りで量が明確
・甘くない間食として取り入れやすい
■東洋ナッツ 素焼きミックスナッツ 小分け個包装
アーモンド・カシューナッツ・ピーナッツをバランスよく配合した素焼きナッツ。無塩・無添加で素材の味を楽しめるため、噛むほどに満足感が広がる。1袋13gの個包装仕様で、間食量をコントロールしやすいのも魅力。噛む回数が自然と増えるため、口寂しさ対策にも向いている。デスクに置いておきやすく、毎日の間食を“考えずに選べる”安心感がある。
●おすすめポイント
・噛みごたえがあり少量でも満足
・無塩・素焼きで罪悪感が少ない
・個包装で食べすぎ防止
■なとり ザ・ビーフジャーキー
高たんぱく・低脂質で、間食として取り入れやすいビーフジャーキー。しっかり噛む必要があるため、自然と食べるペースが落ち、「食べた感」を得やすい。1袋あたりのカロリーが比較的低く、空腹感を抑えながらも罪悪感が残りにくいのが特徴だ。仕事中の集中力を切らしたくないときの、頼れる間食として活躍する。
●おすすめポイント
・高たんぱくで腹持ちがよい
・噛む回数が多く満足感が高い
・甘い間食の代替に向いている
■明治 チョコレート効果 カカオ72%
カカオ分72%のハイカカオチョコレート。甘さ控えめで、少量でも満足しやすいのが特徴だ。大容量ボックスながら個包装になっており、「今日はこれだけ」と量を決めやすい。甘いものを完全に我慢するのではなく、質で選ぶことで、間食の罪悪感を減らしたい人に向いている。
●おすすめポイント
・ハイカカオで少量でも満足
・個包装で食べすぎにくい
・甘いもの欲を無理なく満たせる
■白胡麻どうふ 6パック
直火焙煎した白胡麻を使用した、なめらかな食感の胡麻どうふ。和菓子感覚で食べられる一方、甘すぎず、間食として取り入れやすい。付属のみそたれや刻みゆずがアクセントになり、少量でも満足感が高いのが特徴だ。甘いおやつに偏りがちな人の“質で選ぶ間食”としておすすめ。
●おすすめポイント
・なめらかな食感で満足感が高い
・甘すぎず間食向き
・和風のおやつとして気分転換になる
■開屋本舗 ココベジ 野菜チップス
国産野菜を使用したノンフライ製法の野菜チップス。低糖質・無添加で、口寂しさを満たしたいときに向いている。パリッとした食感がありながら、一般的なスナック菓子よりも罪悪感が少ないのが魅力。本当にお腹が空いていないときの“なんとなく食べたい”対策として取り入れやすい。
●おすすめポイント
・ノンフライで軽い食べ心地
・野菜由来で罪悪感が少ない
・口寂しさ対策にちょうどいい
たんぱく質や噛みごたえ、量の決まった個包装を味方につければ、罪悪感は大きく減らせる。無理にゼロを目指すより、自分に合った“定番間食”を決めておくことが、ストレスをためない“間食”の正解だ。