東証の大納会で手締めをする日本取引所グループ(JPX)の山道裕己最高経営責任者(右端)、高市早苗首相(右から3人目)とサッカー日本代表の森保一監督(左端)ら=30日午後、東京都中央区 東京株式市場は30日、2025年最後の取引日「大納会」を迎え、日経平均株価の終値は前日比187円44銭安の5万0339円48銭だった。年末株価の史上最高値を35年ぶりに更新した昨年末の3万9894円54銭に比べ、1万0444円94銭(26.2%)上昇した。人工知能(AI)ブームや「高市トレード」で買いの勢いが強まった。
取引終了後の式典には、高市早苗首相がゲストとして登場した。「日本のために最後まで諦めず、走って走って走って走って走り抜いて勝利を勝ち取ります」とあいさつ。サッカー日本代表の森保一監督らと今年の株取引を締めくくる鐘を打ち鳴らした。

2025年末の日経平均株価5万0339円48銭を示すモニター=30日午後、東京都中央区

東証の大納会であいさつする高市早苗首相=30日午後、東京都中央区