「している最中は気持ちよかったけど…」46歳女性が“スーパーの安売りはしご”で失った想定外のもの

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2025年12月30日 20:40  All About

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いざ節約を始めてみても、思うようにお金が貯まらないというのはよくあること。一方で、世の中には自分の知らない目から鱗! の節約テクがあることも。今回は、All About編集部のアンケートから46歳女性の節約エピソードを紹介します。※画像:PIXTA
何かとお金が出ていきがちな年末。少しでも出費を抑えるために節約をしたり、家計を見直していたりする人も少なくないでしょう。

そこで、今回はAll About編集部が実施した節約に関するアンケートから、46歳女性の失敗談を紹介しながら、節約時の注意点などについて、ファイナンシャルプランナーでAll About 家計簿・家計管理ガイドの二宮清子さんが解説します。

回答者のプロフィール

回答者本人:46歳女性
家族構成:独身(子なし)
雇用形態:パート・アルバイト
職業:障害者施設勤務
年収:250万円
現在の年収や暮らしに満足しているか:満足していない

どうせ買うなら少しでも安く

買い物の節約で失敗したという46歳女性。女性はチラシを見てあちこちのスーパーを回って買い物をしていたそう。

「節約をしようと思った時に、1番初めに思い付いたやり方でした、どうせ買うなら少しでも安く買いたかった」

しかしその結果……「時間とガソリン代を考えたら逆にむだなことをしていた」と気付きました。

節約になっていると信じていた

女性は「やっている最中は節約になっていると信じて気持ちよかった」と語ります。

しかし、当時の夫から「時間とガソリン代を考えたらむだなのでは」と言われ、節約の仕方を考え直したといいます。

その後は数円単位の違いであれば、少しでも時間が短縮できる方を選ぶようになったそう。また、そのほかの節約について、女性は「固定費などで大きくコストの削減を狙っている」とコメントしています。

“続けられる仕組み作り”が成功へのカギ

食費を節約するときにはどのようなことに注意したらいいのでしょうか。節約時のポイントについて、二宮清子さんにお聞きしました。

二宮:今回のエピソードは、「節約=1円でも安くなるなら手間がかかってもいい」と思い込みがちな私たちに、大切な気付きを与えてくれます。チラシを見てスーパーをはしごする方法は、一見とても頑張っているように感じますが、実際には時間・ガソリン代・労力といった見えないコストが大きく、節約効果が薄れることがあります。

特に、働く主婦にとって“時間と労力”はお金と同じくらい大切な資産。ここを意識することは、家計管理ではとても重要です。

ただし、あちこちのスーパーを回った経験は、底値感覚を磨く意味で決してむだではありません。食品の相場を知ることで、後の買い物がグッと上手になります。

スーパーをはしごする節約法の注意点は、移動コストだけでなく、スーパーに行く回数が増えるほどむだな買い物も増えるといった“ついで買い”です。

食品を少しでも安く買うには、
1「買い物前に在庫チェック」
2「行く店を1〜2店舗に絞る」
3「特売品は必要量だけ買い、下処理や冷凍でロスを防ぐ」
4「割引品は“使い切れるか”を基準に選ぶ」
この4つを意識したいところ。節約は手間より“続けられる仕組み作り”が成功へのカギです。

【二宮清子プロフィール】
ファイナンシャルプランナー。家計管理や節約を軸に、生活に寄り添った提案を行うファイナンシャル・プランナー。家庭科の教師としての勤務経験があり、赤字家計を脱出した自分の体験から、ユーザー目線でのアイデアを発信している。All About 家計簿・家計管理ガイド。

<調査概要>
節約の体験談に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2025年8月28日
調査対象:全国20〜60代の200人(男性:63人、女性:137人)

※回答者のコメントは原文のまま記載しています
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります
(文:二宮 清子)

このニュースに関するつぶやき

  • スーパのはしごよりこの女性の離婚理由が気になった(;^_^A私はスーパはしごは無駄なものを購入しないように2軒迄。1件目は実家行く途中の店。2軒目は実家の近所のスーパーで疲れない
    • イイネ!0
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